けっこう毛だらけ猫愛だらけ

いつもニャーニャー鳴いています。

婚活について思うことその2

前エントリに続いて、思うところがあるので書いてみたいと思います。

 

前エントリが別のブログに言及されてとても面白かった!

tayukura.hatenablog.com

 

婚活中の記事は見かけるけれど、もうひとつ気になるのは、婚活に成功した人は一体何を持って相手を決めたのだろうってこと。

婚活の記事を読んで、自分が結婚できない理由を考えてみる - たゆたう暮らし

 

私の場合は、結局婚活は諦めました。婚活における有利な条件を、私は何も持っていなかったからです。(それでも何人かと会いましたし、私を気に入ってくれる人もいたので、世の中は広いなと思います)

古くからの友人だった夫と結婚しました。

 

私の場合はですが、夫があまり女性の年齢や子どもにこだわりがなかったことがとても大きいです。

趣味や感性がとても似ていてすごくマニアックな話が通じる。打てば響くような答えが返ってくる。仮面をかぶらなくても接することができる。

本当に、今でも、よくぞこんな私と結婚を決意してくれたなぁとしみじみしてしまいます。

 

婚活をしている男性は子どもを目的にしている人がほとんどです。だから年がいった女性はそれだけでバッサリ切られる。一方で子どもが欲しい35すぎの女性も実はかなり多いのでマッチングしないのは非常にもったいないと思います。

 

 

それにしても、婚活というか、結婚というのはもう、すごい釣り合いだなぁと思うんですよ。

私は前のエントリで、結婚する前に付き合っていた人がエリートばかりでバテた、みたいなことをちょこっと書いたんですが…。

 

私は親の関係もあって、エリートの知人というのがけっこういるのですが、たとえば外交官の家とかだと数年おきに東欧なら東欧、アフリカならアフリカ諸国をぐるぐる移動してまわったりします。

奥さんや子どもはそれに帯同してついていかねばならない。そういう中で子どもが環境の変化に耐えられなくて精神的におかしくなってしまったり、奥さんが病んでしまって奥さんと子どもだけ帰国したというのを何度か見てきました。

 

余談ですが、母の友人に外交官の奥さんがいたんですが、この人が

「主人はいつも勉強していて睡眠が2時間なんですけど、私は3時間寝ないと体がもたなくて…。本当にダメな嫁です

と話してきたことがあって、もうね、こんだけの力量がないと外交官妻ってつとまらないんだなと。うちの母も体が弱くて、その頃は一日14時間くらいは寝てましたから、ほんと仰天しただろうなと思います。

 

この外交官の奥さんの話はあくまで一例でしかないんですが、エリートの奥さんに求められる水準が高いというのは納得していただけると思います。

 

三重県知事、鈴木英敬氏夫妻がすごいなぁと個人的に思っているんですが、奥さまは武田美保さんと言いまして、オリンピックの金メダリストです。

こんなにすごい経歴の女性というのは日本でも数えるくらいしかいないと思うんですが、パートナーとしてとても釣り合っていると思う。

まず金メダルレベルのアスリートになると必要になるので語学できることが多いし、それ以上に人前に出ることに慣れています。知事クラスになると式典で奥さんがひっぱり出される事も多い。アスリートの体力と金メダルに到達できるだけの強靭なメンタル。さらに美人。これだけ揃った人物もなかなかいないと思いますね。政治家としてさらなる高みを目指すような人にはとても良いパートナーだと思う。

 

で、さきほども書きましたが、妻の側が脆弱な部分を持っていると、夫がそのサポートのために引きずられてしまって、本来の業務に支障をきたすことがあります。

 

別にエリート層に限らなくても、奥さん/夫がどのような人物かで人生は大きく変わってしまうのですから、婚活で相手に対する点が辛くなるのも無理もないなぁと思いますね。。

婚活で、相手に有益であるかどうかで判断するようになってしまうと、やはり目が曇る感じがします。結婚によって益をもらたしてくれる相手が有利なのはどうしてもあるんですけどね。。

 

 

私は結婚してから、やっと自分がどういう人物なのかをやっと客観的に見られるようになりました。

自分のメンタルがすごく弱くて、そのためにまわりにも夫にも迷惑をかけることがすごく多かった一年でした。

 

これはスピリチュアル系の本()で読んだんですが、夫婦はお互いを補いあって社会の荒波と戦うためにつがいになってるんだという説があって、

いざ結婚してみると、ああそうだなぁという感じでした。

 

 

 

この話題はすごく自分の中で面白いなぁと感じる部分があるので、また何か書ければと思います。

 

 

おわり