けっこう毛だらけ猫愛だらけ

いつもニャーニャー鳴いています。

ごみのポイ捨てについて私が思うこと

ブログを書くのが久々すぎて手間取っている私です。皆さんこんにちは。

 

先日、このようなまとめがありました。

togetter.com

 

これにコメントをつけたらどういうわけか人気でした。

学生間で「ポイ捨てする派」と「しない派」で議論をした際の「出先でゴミ箱がなかったら」に対する「しない派」の答えが揃っていた話 - Togetter

わいはゴミ拾いを常にしているから、バッグにはいつも3種のビニール袋が入っている。➀タバコの吸い殻および燃えるゴミ用、➁缶ゴミ用、➂プラスチックゴミ用 である。ドヤァ!!(`・ω・´)

2019/05/09 18:29

b.hatena.ne.jp

 

 ドヤァ!!とか書いていますが、実際は近所の公園内をぐるぐる歩き回って、ササッとごみを拾って分別して帰ってくるだけで、時間にすると10分かかるかかからないかでしょう。

 

 先日は公園わきの道路にかなり多くのゴミ(正確にはゴミじゃなくて、植物の花が落ちて飛んだものが風で吹き寄せられて溜まったもの)が集まっていたので、それを掃除したり雑草取ったりしてたんですが、こちらはさすがに範囲が広くて、2〜3時間ほどかかってしまいました。45ℓの袋パンパンになったので結構な量だったかもしれません。

 

 こんな調子でちょこちょこと片付けをしている自分が思うことは、ポイ捨てをする人は、

「ゴミは自然に消えて無くなるものだ」

…と、どこかで思っているフシがあるな、ということです。

 

実際には無くなりません。

私のような近所のおばちゃんがコツコツと片付けていることが多い。もしくは行政の方で手配した掃除の業者さんが動いている。ようするに人力でなんとかされているということです。

 タバコの場合は元々が紙と葉っぱなので、雨で濡れて崩壊して、それが風で飛ばされて風化していくことがありますが、フィルター部分はナイロンみたいなものなので、フィルターだけが残っていることがよくあります。

 

 私は公園内のゴミ拾いをしていて、缶飲料のプルタブを拾ったことがあります。

いつの時代wwwとかなり笑ってしまったのですが、おそらく20年以上、公園に放置されていたのでしょう。つまり、ポイ捨てしたゴミは消えてなくならないから、ともすると数十年放置されたままになる可能性もあるわけです。もしかするとこの時のプルタブ、昭和時代のものだったかもしれません。

 

middle-edge.jp

このブログを読むと、実にあちこちでプルタブがポイ捨てされていたことがわかります。あまりにもひどいので現在のプルトップ型へ変更されたくらいにひどかったわけです。 プルタブを踏んで子供が足裏を切ってしまうというのは結構ひんぱんに聞く話でしたね。

 

◾️

 

 公園の掃除をしていると面白いもので、色々な人が話しかけてきます。散歩中の犬が「こいつはなにをしてるんだ?」と寄ってきたりする。私以外にも公園の整備をボランティアでしている人が何人もいて、仲良しの友達になったりします。

それから、たまに見回りにくる役所の人とも親しくなります。

 

 私の住む行政区にはおよそ300以上の公園があって、役所の公園課の人数人が、これら300以上の公園を管理しています。とてもこれだけの人数では公園を管理しきれないので、役所の人は掃除のボランティアさんをかなりありがたがってくれる。

 

 役所の人がゴミ拾いをすることもあるようですが、私がゴミ拾いをはじめる前、公園内はタバコの吸殻でいっぱいでした。役所の人に聞いたら、拾った吸殻が数百本に及ぶ時もあって、1年に何件かは、タバコのポイ捨てによるぼやが出るそうです。

乾燥した草や葉のある場所に火のついたままのタバコを捨てたら、そりゃ普通に火事になるだろ、と私は思いますが、そのような考えが及ばない人がタバコをポイ捨てしている。(個人的にこの行為は放火に近いものだと思っています。)

 

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これは先日、掃除の時に撮った写真です。中央に見える白いものがタバコ。すぐそばに枯葉があります。燃えるものがある場所にタバコを捨てる感覚が私にはさっぱりわかりませんが、やはり想像力の欠如なのでしょう。

 

 以前、こういう記事を書いたことがあります。

nenesan0102.hatenablog.com

 公園には年に数回ですが、このような巨大な粗大ゴミが捨てられることがあります。

大きなソファーが捨ててあったり、古い掃除機や布団、ゴザ、壊れた自転車などが捨ててあったりします。あまりにも大きなものは行政側に頼みますが、小さなものは自腹を切ってボランティアの人が片付けています。

 

 私が、このタイプの不法投棄をする人に対して思うのは、この手の人たちは「自分が捨てても誰かが片付けてくれる」と思っているんですね。

私は、それは周囲への甘えだと思う。片付ける人へのフリーライドだと思う。ポイ捨てをする人もどこかにこの心理があるでしょう。そう認識しています。


 

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 近所のあちこちのゴミ拾いをしている私ですが、やはりこういうことができるのは、今の生活にそれなりのゆとりがあるからであって、生活に困窮していた時代にはとてもじゃないけどできなかったなぁと思いました。先日、公園の掃除から帰ってきてお風呂に入った時、しみじみとそう思ったものです。

 余裕のない時代には、そもそも道端のゴミを目に留めることもありませんでした。

 

  ちなみに、街が汚いと、いわゆる「割れ窓理論」というやつで、汚さは加速していきます。街全体が汚い、人の目が行かないという感じになると、治安がどんどん悪化していきます。こういう時、最初に狙われてしまうのは人間よりも弱い生き物たちで、やはりはけ口として猫がターゲットになることが多い。私はこれが許せない。だからできるだけ綺麗にしておこうという思いがあります。

「えらいわねー」とか言ってくれる人がいますが、別に偉くないよ。猫の下僕なだけです。レッツ下僕!レッツ猫ちゃん!

 

 

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 もし公園や道路の掃除をしようという人がいたら伝えておきたいのですが、厳重に装備をしましょう

頭はタオルか手ぬぐいでガード、マスクの上からさらにタオル。息苦しいですが、ゴミの中にはどのようなウイルスがあるかわかりません。わけわからん菌をもらって体調を崩しても、誰も責任は取ってくれません。

手はなるべくゴム手袋か軍手をしましょう。薄手のゴム手袋を数枚用意しておくと良いかも。私は、草むしりには軍手、土を触るときはゴム手袋、という感じで使い分けています。

服にはたくさんの砂埃、土ぼこりがつきます。すぐに洗える服で作業に当たりましょう。

(そんなわけで、私はだいぶ怪しい格好で掃除をしています。)

 家に帰ってきたらすぐに風呂に入りましょう。ガードしていても必ず粉塵を吸い込んでいます。できるだけ鼻うがいもしましょう。目も洗うとなお良し。

 

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 最後に、前回のブログ、私が下血してしまったというやつですが、検査に行ったところ、問題ありませんでした。綺麗な腸内でした。

ご心配をおかけしました。コメント下さったかた、ありがとうございました。

 

 

 

おわり