けっこう毛だらけ猫愛だらけ

いつもニャーニャー鳴いています。

色々な雑感

相変わらずのどうでもいい雑感をダラダラと垂れ流すブログです。

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「あ〜このくらいの年齢の男性の感覚あるある」って感じがしました。ブコメでも指摘している人がいたけどちょっと昭和フレーバーかかってる感じの。でも言いたいことわかります。

 

先日、いつもボランティアに行ってる公園で、70歳半ばくらいのおばあちゃんと膝を突き合わせて色々話す機会があったんですよ。そしたらその人には一人娘がいるんだけど偶然にも私と同じ歳で。その娘さんが結婚している夫というのがあの超巨大通信系大企業の研究所勤務だというんですね。45歳だと氷河期モロかぶりだから、この年代であの研究所というのは相当すごい方です。ところが子供がいない。なんでかというと、この夫の方が妻に対して「自分は子育てや家事に一切関わるつもりはない」とはっきり宣言したそうなんですね。これも40代半ばから上くらいの世代の男性あるあるで、心の底から「子育てと家事は女の仕事だ」と思っている人が結構な割合でいます。

なのでそういう男との間に子供を儲けると完全にワンオペ育児の状況になり、そんな辛い思いをするならばもう子無しでいいわとなったのかもしれません。(ご夫婦に紆余曲折があるのは承知の上で)

 

でもこの感覚はやはり年代を下るにつれて変化してきます。肌感覚でしかないんですが、今の20代後半くらいの男性だと「俺も家事やるよ。子供もみるし料理するよ」という人がかなり増えてくるイメージがあります。私はアラフォーなので、今の20代男性と腹を割って話す機会はほとんどないので、ここら辺はちょっと憶測でしかないんですが。

私の妹は地方の国立大学で先生をやってるので、私とは逆に20代前半の男性に日常的に囲まれていて、担当するゼミが全員男子学生だった時期とかあったんですが「男が二極化してきた」と言っていたことがあります。

例えばゼミの学生全員12人くらいで居酒屋へ行く(注:妹以外全員男子学生)。テーブルの目の前に全員分の取り皿や箸が置かれているのに目線もやらずただボーッと座っていて一切動かない男子がいる一方で、テキパキと箸や皿を配り、メニュー表を皆に回し「先生、何頼みますか?」と聞いてくる男子がいる。動かない男子は最後まで動く男子に任せきりで、自分が食べ飲みする以外の活動を全くしない。

「へ〜」と思ったんですが、このテキパキと動く男子学生にはほぼ全員パートナーがいるんだとか(しかも別れても大体すぐ次が見つかる)

この話には妙に納得してしまったし、なるほどこうして自分がされるがままの男子は、自分が能動的に動くことがないのでパートナーを見つけづらく、結婚をしても自分から積極的に育児参加をすることも少ないのかも?とどうしても考えてしまったものです。

男性だけでなく女性にもやたらに受け身な人っていますけど、これからの時代はますます結婚が減っていくので、結婚そして挙児となると、自分からグイグイ動ける人が有利になるんでしょうね。でもそんな積極性を持ってる人ばかりじゃないし、ごく普通の人が子供を持てないとやっぱり少子化は止まらないよね。

ブコメでも書いちゃいましたけど、氷河期世代の男女って本当なら第三次ベビーブームを作るであろうと言われていたくらいに人口ボリュームがすごかったんですけど、氷河期到来で、早慶以上の大学の出身者が非正規とか薄給の職に就き、女性はさらに非正規の割合が高く男性よりもさらに薄給、自分一人が生きるので必死になってしまってそりゃ子供も減るよね〜という感じになってしまいました。

アベノミクスで景気が上向いてきた時にはもう転職が厳しい35歳を過ぎていて、その年齢になったら女性は子供が厳しいってことで男性からは敬遠されちゃうっていう。

私は「子供欲しい」と悲しそうに言う女性の声は本当に多く聞いてきましたよ。しかも、少し前の世代だったら確実に結婚して子供を可愛がってそうな女性が言うんですよ。結婚はもはやご縁ですけど、結婚できる男性の総数が減ってるから当然女性もあおりを受けちゃう。

ところで、出産〜育児に関していうとこのような嘆きのブログもありました。

anond.hatelabo.jp

これのトラバがすごかったんですけど、、

日本では昔からそうじゃん。じゃあ今少子化になっているのは、ひとりで子育てする気概を持った女が減った、ということ?

すごいよね、この感覚。でも、もしかしたら今の政権中枢にいるおじいちゃん政治家もこんな感覚なんじゃないですか。「女が弱々しくなったから子供を産もうとしない!我儘だ!」みたいな。

でもざっと調べてみるとわかるんだけど、明治時代くらいだとそもそも大人になるまで生きている人の数が少なくて、大人になってさらに子供を産めた人というのは、過酷な状況を生き延びる生命力があった人だけだったというのがわかる。

news.yahoo.co.jp

もっとすごいのは、明治時代だと20代女性のうち、出産した女性の10人に1人は出産前後に死亡している。そのくらい出産が大きな負担だったのもあるし医療が未発達なので、そこでまた弱い個体は淘汰されていく感じで。だからあながち「今の女が弱くなったのが少子化の原因」というのは間違ってはいないのかもしれない。だがこの説を振りかざして「女が悪いんだ」と女性を責めたところで少子化が解決するわけもなく。

現代日本の乳幼児死亡率は先進国中でも稀にみる低さなので、現代医療に感謝しつつ、産みたいと思う女性が産める環境を整えていくしかないんじゃないでしょうか。

ただちょっとツッコミたいんですけど、昔って核家族じゃないからワンオペ育児やってないですよ。たいていは義母だの実母だのが近くにいて子育てを手伝っているし、成長した女児が子守りしてるとかね。そうじゃない環境で7人とか産めないよ。

www3.nhk.or.jp

さて、私自身は少し前、先週ワクチンを打ってきたところなんですが、知人の中には「ワクチンが怖い」という人もやっぱりいます。

このあいだ知人女性とやりとりしていたら「ワクチンを打つのが怖いと言っているのに夫が勝手に予約を入れてしまった」とグチられたんですね。でも聞いているとこれがシリアスで。この知人女性の息子さんは18歳になるんですけど、かつて「スティーブンス・ジョンソン症候群」という病気になって死ぬ寸前までいった経験があるんですね。その姿を見ているので、ワクチンを打つのが怖くて仕方がない。

www.nanbyou.or.jp

スティーブンス・ジョンソン症候群はすごく稀な病気で100万人に3人くらいしか起きないんですが、息子さんは薬剤に弱いなんらかの遺伝子を保有している可能性が高い。

さらにこの息子さんは中程度知的障害×自閉症を持っているので、暴れてしまってマスクができない。レアケース×レアケースなんですけど、遺伝子のトラブルってあちこちに弊害を起こすところがあって、障害を持っている人にはこういう話をちらほら聞きます。

このお母さんはものすごく神経過敏になってしまって、「息子はワクチンを打てないからあちこちで迫害をされるんじゃないか」とパニック状態、私はもうただ話を聞くしかできないのですが、どう慰めて良いやらなかなか難しいものがありました。

ワクチンパスポートの代わりに「ワクチン打てません」という医師の証明のようなものも発行すべきじゃないのかな。しかしスティーブンス・ジョンソン症候群に今まさになっているわけではないので、医師側もどう判断して良いものか難しいところだと思います。

今、「親ガチャ」っていうのが話題だけど、遺伝子ガチャっての絶対あるんじゃないですか…。なんというか聞いてるだけでも「うわぁ、これはキツいなぁ」ってなりますから。

 

とまぁ、そんなわけで最近の雑感を書いてみました。

 

あ、あと余談ですが、私のブログを引用してくださったり、星をつけてくださるかた、ありがとうございます。最近どういうわけかスマホの方でスターがつけられないんですよ。あとでパソコンからつけておきます。

 

 

おわり