けっこう毛だらけ猫愛だらけ

いつもニャーニャー鳴いています。

祇園祭に対する個人的なぼやき

 

先週の週末の連休は祇園祭でした。

10年ほど前に祇園祭宵山に出かけて人に酔ってしまい道端でゲーゲー吐いた事がある私ですが、なんとかトラウマを克服し宵山に参戦してまいりました。

(聴覚過敏があるので耳栓必須で。)

 

すごい人!本当にすごい人です。この写真は夫が撮ったので借りました。

人がゴミのようだとはまさにこの事ですよ奥さん

 

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祇園祭は、2年ほど前から「先祭」と「後祭」にわかれてしまったんですけど、この「後の祭り」っていうのが本当にわびしいんですよ。。屋台も出ないしね。。

文字通り「後のまつり」って感じで。。

奈良から友達が後祭を見にブラッと来て「屋台はないんですか!」と言われたことがありますが、屋台ないんですよ。。。

個人的に好きな鉾が後祭りに配属されてしまったんで、ものすごくさびしいというか、それが本来の形とはいえ、なんかぶっつり切られた感あるんですよ。

 

後祭で「南観音山」という鉾が出るんですけど、ここはすごく大きくて荘厳なんですね。珍神事「あばれ観音」が行われているところでもあります。

「あばれ観音」はシュールきわまりない珍神事なので、変わったものが好きな人は要チェックでございます。

 

あと役行者鉾も通っていた学校がすぐ近くなのですごい思い入れがあって、仲良くしている用務員のおっさんがチマキを売ってたりするのですごく好きやったんですけど、ここも後祭りになっちゃった。保昌山も後祭になった。(保昌山ていうのは縁結びの神様です。女子は行くべし)

 

祇園祭が分かれる前の巡行はすごい長くて、それはそれで良かったんですけど通行が長時間ストップしますから、いろいろと問題あったんやと思います。でもダラダラ見てるのが楽しかったんでちょっとこれも寂しいわけです。

 

 

さて、もしこれから祇園祭に行きたいなーと思う人がいれば、参考にしていただければと思います。

 

・鉾のある地域は決まっています。四条から下、烏丸から西。このエリアに鉾が集中します。地図などでしっかりお目当ての鉾をチェックしましょう。鉾はそれぞれに奉っている神様や由来、ご利益などが違います。よく調べて行きましょう。

新町通室町通は細いので人すら一方通行が強制されます。メインになる四条通りも基本的に片側は一方通行みたいな感じになります。

・トイレの場所をしっかりチェックしておきましょう。大丸のトイレは使いやすいです。浴衣を着る人の場合は、呉服店などで着付けを直してくれるサービスが毎年展開されます。室町通りは呉服問屋のメッカで、浴衣直しサービスはこのへんで出ていることが多いです。

・暑くなったときはすぐお店に避難してなるべく熱中症を予防!!ベローチェ安くておすすめ。

・屋台がびっちり並ぶ通りは烏丸通り、四条通り、西洞院通りあたりがメイン。

烏丸通は広いので人が案外歩けますが、西洞院は通行がほとんどできなくなるほど人でゴッタ返します。普段5分くらいで自転車でチャーッと通っていた道を通り抜けるのに、1時間かかったことがあります…祗園祭おそるべし。。

 

・鉾によってあがるときの値段が違います。

船鉾は鉾にのぼるためのチマキが500円なんだけど、月鉾は1000円かかるんですよね。。月鉾は円山応挙の天井絵があったりして維持にお金がかかるんかもしれんけど高いね。。

 

働いていた職場が鉾町にあったので、人ごみの中を自転車で通らざるをえないときもあったんですが、自転車で通るとほんまに死にますね。。そのくらい人がすごいです。

あと人酔いしやすい人とかは本当に気をつけたほうが良いと思います。。

小さい子もたまに見かけますが、やっぱり大変そうです。時々ワンワン泣いてる小さい子を見かけたりしますが、オムツを替える場所が見つからなくてテンパったりとかトラブル多発だと思います。。オムツ替えとか授乳はできる場所がほとんどないと思います。乳児連れは祇園祭は無理して来ない方が良いかも。 

 

私は船鉾が好きです。あちこち綺麗なんですよ。

中世スタイルの船ってなんかロマンありますよね。

 

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巡行編へ続く!