けっこう毛だらけ猫愛だらけ

いつもニャーニャー鳴いています。

錦市場探訪

錦市場探訪。

目的は「有次(ありつぐ)」です。

 

錦は相変わらず平日だというのに混み合っております。

中国系の人がすごく多い印象。

大きなエビを焼いたものが大人気。あちこちで見かける。

 

f:id:nenesan0102:20170225095920j:plain

 

「まるき食堂」さんで玉子丼を食べました。

素朴な味でおいしかった!

f:id:nenesan0102:20170225100030j:plain

何がよかったのかわかりませんが、食べたあとめちゃくちゃ元気が出た。

 

 

さて目的の有次さんへむかいます。

有次さんは有名な包丁のお店です。

ここに、一ヶ月ほど前に、祖母の形見の包丁を頼んでおいたのです。

 

その包丁は祖母が30代のときに買ったものですから、年期が入りまくりで、もう60年?もしかすると70年近いんじゃないかというものになります。

私がもらいうけて20年以上使っていたのですが、いよいよ錆びがきて、かつ柄が腐ってきてしまったので、有次さんにお直しをお願いすることにしました。

包丁は有次のものではなかったのですが、快く引き受けてくださいました。

 

戻ってきた包丁はピカピカ!

柄も真新しい新品になって、まさに「生まれ変わった」という感じです。

 

本当は古い包丁も撮っておいてビフォーアフターとかやればよかったんですが、あんまりに古い包丁が痛々しかったのでやめました。

 

f:id:nenesan0102:20170225100720j:plain

 

あと数十年は私が使い続けようと思います。

何年かに一度、有次さんへ研ぎを頼めたら良いなぁ。

 

祖母は大正の末期の生まれで、ものすごく料理が好きな人でした。

樽いっぱいの鮒寿司を作ったこともあります。

豆腐屋の娘だったんですが、戦時中は軍の駐屯地へ自転車で数キロ、毎日朝5時に豆腐を納めに行ったそうです。ばあちゃんがんばった。

この包丁で私もこれからもいろいろな料理を作り続けたい。

 

有次さんの二階では、日本料理の教室とか研ぎ方教室とかをやっています。大々的に広告してませんが、店員さんに言うとチラシをもらえます。

研ぎ方教室へも行ってみたい。

  

 

おわり