けっこう毛だらけ猫愛だらけ

いつもニャーニャー鳴いています。

竹炭のススメ

寒くなりましたね、もう秋ですね。京都はまだ紅葉になってません。こないだの連休はすっごい観光客が一杯おりましたね。皆さん田舎からようおこしやす(嘘

錦市場のシャッターが伊藤若冲でいっぱいよ。

 

 

絶賛衣替え中です。

それで、もうあちこちから竹炭が出てきて、自分の行動にちょっと苦笑してしまいました。

nanapi.com

 

もう10年近く前なんですけど、やたら竹炭にハマったことがありました。

そのときに竹炭業者さんから直接買ったところ、めちゃくちゃたくさん買うことができました。

これを小分けにして不敷布の小さな袋に竹炭を入れて、家のあちこちに置いておきました。

 

竹炭には防虫効果や消臭効果などがあるそうなんですが、シロアリだけでなく、ゴキブリにも効くのではないかというのをちょっと持っています。

私は相当料理をする方なのですが、まったくゴキブリ…じゃなかった、Gを見ないのです。出た形跡もないです。不思議なくらい。

私自身がピレスロイド系農薬がダメなので、殺虫剤やバルサンも使ったことはないです。とにかく竹炭以外のものを一切使っていないのです。

 

竹炭は衣替えのときに一緒に手入れをしています。

煮立ったお湯を注いで、それから少し鍋で煮沸して、中に溜ったものを抜いていく。

このとき吸着した匂いがする。すっごいします。竹炭がいろいろなものを吸い込んでくれている。おお…となりましたね、最初は。

 

そういえばものすごく質がよい竹炭をゴハンと一緒に炊き込んだりとかしましたね。すっきりした味になる。

 

他にもいろいろな使い方があるそうです。竹炭のススメ。

nanapi.com

 

 

 

おわり

 

 

自己責任論者と、髪の話

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http://www.boriko.com/weblog/wp-content/uploads/matakaminohanashi.png

 

もうおなじみ、長谷川キャスター

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http://profile.ameba.jp/yutaka-hasegawa/

フサフサですね。

 

かねてから思ってたんですけど、自己責任論をぶっぱなす人って、だいたいハゲてないんですよね。

 

これで私が何を言いたいのかというと、ハゲてないがゆえに、彼らは人の痛みがわからないのではないかと思うのです。

 

ハゲてる人…てかうちの夫もハゲてるんですけど、ハゲてる人は頑張っても、なんやかんやでハゲていきます。

一方で、ハゲない人は何をしてもハゲません。

 

いま、この21世紀において「ハゲが自己責任だ」などという人は、ほとんどいないと思います。ハゲが遺伝性のものであることや、ホルモンの働きによるものだという事が科学的に証明されているからです。

 

ハゲる人は、そのハゲが努力ではどうにもならないことをよく知っています。

ハゲによって、人間性とはまったく関係ないところで他人に見下されたり、極端な話、道ですれ違った子どもに「ハゲ!」「カッパー」「ザビエル」と叫ばれたり等、プライドをけちょんけちょんにされる体験をさせられたりします。頭というもっとも目につきやすい部分に、いじられやすい身体的特徴があるからです。だからハゲている人は、圧倒的な理不尽さに直面し、自分が頭髪において弱者なのだという現実と向き合わされることになります。

 

私がパッと思いつく社会的影響力のある自己責任論者というと、小泉元首相がパッと浮かぶんですけど、この人あたりからですよ、すごい自己責任論が叫ばれるようになったの。彼も頭髪は健在なんですよね。竹中平蔵もそう。安部ちゃんも髪の毛フサフサですよね。橋下さんなんかもフサフサ。ここしばらくの経団連の会長もフサフサばっかり。

 

頭髪がある人というのは、自分の身体が、自分の意志でどうにもならない、コントロールできないということを、身を以て知る機会がないんではないかと思うんですよね。

だから、人間頑張ればどうにかなるみたいな万能感があるのではないか。上にあげた自己責任論者の強者たちは、身体的な特徴をだれかに小馬鹿にされるという経験はおそらくないでしょう。

 

たまたまなんですが、ハゲる人は何をしててもハゲて、ハゲない人は何をしてもハゲない、みたいなのって、長谷川さんがぶちあげたあの病気の構図にとてもよく似ているんですよ…。

 

長谷川さんの主張のバックに「医信」っていう医師集団があったそうなので、リンク辿ってクリニックのHPとか見たんですけどね、誰もハゲてないんです
これが20代前半からおでこの脇のほうがキてて、世の無情や儚さを知ったなら、また人に対しての感覚、少し違うんじゃないかしら…。

 

なんかどうしようもないことを書いてしまったけれど以前から思っていたので書きました。

 

 

 

おわり

 

少子化の影に地方衰退の現実があるんだよなと思った話

 子どもは高卒でもいいんじゃないかというエントリがいくつかあがっていた。

ta-nishi.hatenablog.com

www.pojihiguma.com

 

紆余曲折は経たけど、それなりのお仕事をして飯を食うに困らない。(転職をしなくても生きていけるのは、会社が地元に根差してしっかりしているから) 家を建てて同居していない子供に投資するくらいの生活はできます。

高卒でも人生困らない自分に大卒の重要性を理解できない理由がわかった - ポジ熊の人生記

 

 高卒であっても安定した生活を営んで、次世代の再生産ができるのであれば、どれほど良いか。ポジ熊さんもタニシさんもは大学へ行かなかったがそれなりの暮らしを営んでいる。これはとてもラッキーなことだ。

だが高卒でそれなりに豊かに暮らしていけるという人は、実際はかなり地域差が大きい。その地方がどれほど衰退しているかに左右される。個人の努力の問題ではないのだ。

 

 

 古い話になるが、昭和中期頃、地方には名だたる大企業の大規模工場がいくつもあって、それらの巨大工場ではおもに地元や周辺地域の中卒や高卒の人が働いていた。

私の親戚の伯父さんもそうした工員のうちの1人で、当時、富◯通の大きな工場で働いていた。高卒で就職したが、好景気の風が吹いて年収が600万以上あった。男の人だから多少ホラ吹いているかもしれないが、残業が多いと月の手取りが80万を越えたこともあったそうだ。この話を聞いたうちの母親は目をぎょろぎょろさせて仰天していた。

大学院を出て博士号を持つ自分の夫よりも高卒の伯父さんのほうが、手取りがはるかに良かったからだ。

伯父さんは大きな立派な家を建て、子どもは二人とも都会の大学へやった。

 

この伯父さんのケースは、昭和中期に、日本の地方のあちこちに見られた、もっとも成功したモデルケースだ。

 

 昭和後期からこの手の工場がごっそりと姿を消して、中国やタイ、フィリピン、インドネシア…そういった場所へ移ってしまった。もう戻ってこない。

工場の跡地はからっぽになった。跡地にイオンが出来たところもあるが、働いていた人はちりぢりになった。企業はその土地で働く人の生活なんておかまいなしだ。だって海外のほうが人件費が安いから。慈善事業をやってるわけじゃないんだから。

 

 若い人が働く場所がなくなった。若い人は仕事にありつくために都心を目指して故郷を捨てるほかなくなった。過疎化した場所にも仕事がないわけではないが、そのパイは限られている。

 地方の若者は、高給や快適な暮らしを胸に抱いて都会へ出るが、彼ら彼女らを待っているのは狭い部屋と高い家賃で、地方より良い給料を得ても、家賃に溶けるようにお金が消えて行ってしまう。

東京の20代前半男性の平均給与が240万というデータがあったが、この数字ではとても結婚はできない。日々暮らしていくのが精一杯だと思う。だから晩婚化する。

 地元に残った人が、有形無形の援助を地縁や親などから得られるのに対し、都会へ出た若者はそういった協力を得ることはできない。彼らは地縁を失ってしまうのだ。

 

 地方で地場産業がほとんどなく、若い人の仕事がなく、あっても薄給で働く場所が自衛隊か村役場しかないみたいなところは意外と日本のあちこちにある。沖縄のように米軍基地に依存している土地もある。原発に依存している地方もある。先月あった福井県美浜町の長の訴えは、この地方からどうか産業を奪わないでくれという悲痛な叫びでもある。衰退がきわまると、財政破綻になる。夕張市の厳しい状態を見てみれば、いかにそれが恐ろしいかがよくわかる。

 

 高卒でも安定してそれなりの給料が得られる仕事が日本の各地方に豊富にあれば良いのだが、多くの人は新卒切符をゲットして就職戦線で戦うしかない。このために、社会に出た時点で数百万の借金を背負わなければならない若者が増えている。

少子化で子どもの数が減ってきているのに、奨学金の割合は年々増えている。

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http://www.garbagenews.net/archives/1989935.html

 

半数を超える人が奨学金という借金を背負っているのは、さすがに異常な状態ではないのか。多額の借金を背負って大卒の非正規になってしまう人もいるわけで、一体これはなんだと思わざるをえない。

日本の国は子どもを育てようという意識がもうほとんどない。教育に関する費用(対GDP)がOECD中でも最下位クラスなのはよく知られたことだが、人材を育成するという気持ちがどこにも見られない。

 

 高卒で安定した仕事に就けるのであればどれほど多くの人が救われるだろうかとかねがね思っている。新卒切符のためだけのFラン私立大よりも、高専のほうがはるかに教育投資として良いのではないか。 高専のような学校をもっと増やす事はできないのだろうか?

 

 

 

おわり 

 

 

無題

卵巣に腫瘍があることが発覚した。時折下腹が痛かったのだが、結局これやったのかという感じだ。卵巣の腫瘍は手術適用範囲まで膨れ上がっていたが、ピルを飲んで卵巣を休ませることで縮小する可能性があるとのことで、ここに賭けてみることにした。しばらく経っても縮小しない場合は手術になる。

私はもう子どもを持たないつもりでいるが、可能性から遠ざかってしまうのは、それが治療のためとはいえなんだか物悲しかった。

 

 

このところ、子どもをもつか否かみたいなホッテントリがすごく多く、これがまた興味深くて、けっこう目を通している。

anond.hatelabo.jp

b.hatena.ne.jp

ta-nishi.hatenablog.com

id:Ta-nishiさんの弟さんは中卒だそうだが、平均以上の年収を稼ぎ出して家族も持ち、子どももいるらしい。素晴らしいことだ。具体的に一体どんな仕事なのだろうか考えてしまうが、学歴が必要でない仕事であっても安定性が高く次世代を再生産できるくらいの経済的基盤を築けるというのは本当に素晴らしいことだと思う。

 

 中卒や高卒でも、安定した給与のよい仕事に就けるのであればどんなに良いかと思うが、いかんせんそうもいかないのが現状で、就職活動のスタートラインに立つだけで奨学金を背負わなければいけない人もたくさんいる。結局のところ新卒偏重のこのシステムが諸悪の根源なんだろう。だがこの現状はおそらく今後も変わらないだろうから悩ましい。

 

 

私は少し前に、自分の子ども時代があまりにもしんどかったので、子どもをあまり作る気持ちを持てないというエントリを書いた。

nenesan0102.hatenablog.com

 たまたまだが、このブコメのトップブコメid:Ta-nishiさんだった。

自己肯定感と子どもについての話 - けっこう毛だらけ猫愛だらけ

幸福な子供時代を過ごした人は幸福を再生産するために子供を産みたくなるし、不幸な子供時代を過ごした人は不幸を再生産しないために子供を産みたくなくなる。その通りだと思うしこういう話はもっと広まってほしいな

2016/09/28 12:21

b.hatena.ne.jp

子どもに関するエントリを読むと、子どもを持つことの肯定派には貧乏でもなんでも子どもを作れという原理主義派がいるが、やはり貧乏のしわよせは子ども自身に行く。

私は子ども自身の事を考えるのであれば、苦しい経済状況で子どもを持つのは、子どもに対して申し訳ないのではないかと思う。子どもに対してフランスのような手厚い保護政策があれば良いのだが、いまの日本では子どもを大事にする政策はほとんど取られていない。親の経済状況と子の自尊心や学校の成績は見事にリンクしているので、不幸な子どもを再生産するのには反対だ。子どもが貧困にあるということがどれほど苦しいか、どれほどその子自身の人格をゆがめてしまうかは、当事者でなければあまり想像がつかないのかもしれない。

 

まわりが裕福すぎるとつらい

 

小泉・竹中の改革で、日本人はバッサリと二分され、経済格差が広がるようになってしまった。氷河期世代はそのアオリをもろにくらった世代だ。氷河期世代で子どもを持っているのは裕福だったり環境に恵まれていたりの人たちで、そうでない層はワーキングプアになっている人もいてこの二極化がすごい。経済格差が人と人のあいだをバッサリと分断していく。

私のまわりには、いわゆる「上級国民」と呼ばれる人たちが多くいる。学生のうちは差がほとんどないが、歳を経るにつれてどんどん差が露になっていく。差がどんどん広まって行く。残酷な現実。差を気にしていると付き合うことができなくなっていく。これが本当にじわじわとメンタルにくる。相手は何も悪くないので、なおさら自分がみじめになる。

  

 経済格差は当然嫁同士のあいだにも存在するわけで、元来コミュ症の私はこの付き合いが苦しい。だから夫の友人嫁とは付き合っていない…だけど、夫としては友達の嫁と仲良くして欲しいしそれを望んでいる。夫のまわりの人たちは裕福な人が多い。夫の年収の数倍ある人の奥様と付き合うことは苦しいものだ。どうしても比較してしまう。

夫の親友夫妻は、7千万のマンションを買って、10年でそのローンをすべて返してしまったそうだ。

  少し前にこの夫の親友夫妻の奥様が子どもを生んだのだが、夫に彼らの映像を見せられて悲しくなって泣いてしまった。いや、実際はもっとひどくて、錯乱状態になってしまった。

その人たちに何の罪もないのに、私はぐちゃぐちゃに傷ついていた。

そのときの私は、とにかく自分には何も無い、何も無いと強く感じていた。

自分には何も無い、体力もない、稼ぐ能力がない、お金もない、産める体もない、育てられる環境がない、産める環境がない、自分を肯定する自信もない、幸せな子ども時代もない。

 

その幸せな夫妻に何の罪も無いのに。

夫にも申し訳ないことをした。

 

自分のような苦しい子ども時代を過ごす子どもはできるだけ減ってほしいと願っている。子ども時代が苦しいというのは、その人の一生をめちゃくちゃにしてしまうからだ。私はいまだに子ども時代の呪縛から抜け出せないままだ。

 

 

 

おわり

 

【石田氏】雑感をつれづれと書いてみる【どこへ行く】

 大学を中退して起業したあの石田氏、すごかったですね。バズり方がめちゃくちゃえらいことになってました。

 

…と思いきや、こんな記事が。(元記事は削除。私は魚拓を読みました)

www.yagirenta.net

このレンタさんという方はとても優しいひとですね。

しかし1部屋しかない空間に他人同士が暮らすのはかなり息がつまると思います。石田氏に転がりこまれて大変でしたね。。

 

自分の記事で恐縮ですが、石田氏の事がバズッていたときに、私もこんな記事を書きました。

nenesan0102.hatenablog.com

 

私はいわば穏健派みたいなところがあって、人生は一度しかないのだから、やりたいだけやればいいけど、とにかくリスクヘッジ忘れんなよというスタンスです。

 

その後、石田氏に対してのインタビュー記事が出て、これがホントすごかった。

menhera.jp

 

石田さんの「自分で自分の人生を選びたい」というお気持ちは、まぁ僕も近いとこあるのですごくわかります。
ですがその先にあるリスクも知った上で、注意しつつ、足元に気を付けつつフリーランスという獣道を歩いてほしいんですよ。今回みたいにネット中から批判の十字砲火を浴びるタイミングと、具合が悪い時期のタイミングが重なると、結構ヤバいですよ。フリーランス、自殺するひとめちゃくちゃ多いんで。

 

 

これすごいですよね。。バッサリ言われて石田氏もビビってしもてるし。。

 

私はこれを読んだとき「ああ〜ほんまや、ほんまや」とうなずいてましたね。

私自身が小さなお店を経営していたので広義の意味では起業家に入るんですが、 仕事がうまくいかなくなって貯金も底が見えてくると、死ぬ事しか考えなくなって行きました。この時期はもう本当に苦しかった。

 

私は5年ほど自分のお店をやっていたんですが、結局もたなくて今年の5月に店をたたみました。この間、自営業の私に話を聞きたいという人が数人現れて、そのたびに自分が持てるだけの知恵を会った人たちには伝えてきました。

私が、石田氏について「大人ができるかぎり知恵をさずけたほうがいいんじゃないか」と言っていたのは、自分自身が起業して非常につらい経験をしてきたからです。

 

起業したいと望む人はちらほらいるのですが、仕事がどこかから降ってくると思っている人が多い

なぜそう思ってしまうのかよくわからないんですが、組織で働いて仕事に追われて、この量の仕事を自分でフリーで受けたら儲かるのになとか思ってしまうのかもしれない。

石田氏も、あれだけバズったから仕事がボンボン飛び込んでくると思っていたのかもしれません。

 

レンタ氏のブログ(魚拓)にも出てきますが、起業家でグイグイ行ける人というのは、普通の会社からは飛び出してしまうくらいエネルギー過多で、とにかく外へ向かうパワーがある人が多い。

私自身、いろいろな人を見てきたわけですが、ちょっと変になって宗教みたいな方面へ行ってしまった人や、どうにもやっていけなくて会社員に戻った人、親や奥さんに食べせてもらっている人、某宗教団体がバックについていてそれで保っている人、今まさに厳しい人、いろいろな人を見てきました。

 

フリーランスになると、めちゃくちゃ勉強し続けないといけない。

これは自分自身に対してのいましめの言葉でもあるんですが、とにかくひたすら勉強。膨大に勉強しなければいけないことが出てくる。

フリーランスは、自分の知識や技量やアイディアをお金に替えて生活の糧にしていくわけですから、人よりも抜きん出てそれらを持っていないとすぐに埋もれていく。

だからたいていの人が常に勉強しているしアンテナを尖らせている。だからすごく疲れてくるしストレスも多大にかかってくる。

勉強することが嫌いな人が起業の道を選んではいけないと思っています。

 

どのくらい動けるか、人と会って話ができるか、自分のアイデアを現実のものにしていくかというエネルギー総量は、個人差がとても大きい。これは端的に知力とか体力とかとはまた別のもので、もともと持っている人は持っているし、持たざる人は持たないのですよね。だから気力があまりない人が起業家の道を選択すると転落と紙一重な感じがします…。

あと、少し前のエントリでも書いたんですが、自己肯定感が圧倒的にないと起業してもやっぱりポシャってしまう確率が高くなると思う。私は自己肯定感があまりにもなかったのでとても苦悩しました。

 

 

石田氏はどこへ行くんでしょうね。しんどい部分もあると思いますが、人生一回しかありませんので、後悔しないように頑張ってほしいです。

 

 

おわり

 

 

 

 

 

 

自己肯定感と子どもについての話

匿名ダイアリーでこんな増田が現れ、ブコメがとても興味深かった。

anond.hatelabo.jp

実は私もほぼ同じ感覚を持っていて、一体それは何なのかなと探ってみたら、自分自身にある圧倒的な自己肯定感のなさから来てるんだなとわかり、それ以来、少し一歩引いた感じで見られるようなった。

自己肯定感というのはとても不思議なもので、他者が客観的に判断することがまったくできない。客観的に見てすごいと思うような人が、自己肯定感がまったくなく、自己否定に苦しんでいたりする場合もあるし、かと思えばごく普通の人が圧倒的な自己肯定感を持っていて、人生を肯定的にとらえてグイグイいってたりする。

 

自己肯定感について、自由ネコid:gattolibero さんが書いてらっしゃるブログがとても参考になります。

gattolibero.hatenablog.com

この中に出てくる、圧倒的な自己肯定感を持った人!!!!

なんか年齢やルックスにまったく関わらず、圧倒的な自己肯定感に満ちている人。ほんと、こっちから見るとキラキラしてまぶしいくらい。

 

私には、正直、皆さんの気持ちがよく分かりません。 私は物心ついた時からずっと、 両親から 「あなたは素晴らしい存在なんだよ」 と言い聞かされて生きてきました。 しつこいくらい、何度も何度も 「あなたはただ生きてるだけで最高の存在なんだよ」 って言われて育ちました。 だから、みなさんが何に苦しんでいるのかよく分かりません。

自己肯定感が低く、生きづらさを抱えている人が最初に取り組むべき事 - 自由ネコ

 

何年か前に自助グループへ行った事があります。そこでは自己肯定感がある人には1人も出会いませんでした。「アル中の父親が憎いから絶対に酒は飲まない」と言いながらものすごいタバコ中毒の人とかいました…。なんというか、やるせなかった。

 

これは以前、別の記事についてコメントなのですが、私はこのコメントにとてもハッとさせられました。

貧乏人は人への頼り方を知らない

この女性を始め人生に躓く人は自己肯定感が低いんだよ。人を頼るには、自分にはその価値があるという意識が必須なんだよね。

2016/09/10 22:02

b.hatena.ne.jp

自己肯定感が低いことの何が問題かというと、人生の要所要所での判断が自己肯定感によって左右されるので、本来なら苦しまなくて済むところでも苦しむ方を選択してしまいやすい。最悪死ぬところまで行きます。肯定感が低いのでだれかに助けを求めることもできない。

自己肯定感がないと人生につまづきやすくなるし、人生につまづいた人は子どもを持つのが難しくなる

子どもがどのような環境に生まれるかも二極化してきている。

 匿名ダイアリーの増田は、子どもが貧困な環境に生まれてくることを想定している。でも、現状としてはある程度裕福な家に子どもが生まれている。だからコメントで乖離が起きる。そんな感じがある。

 

 自分の話で恐縮なんですが、私は小さいときから物覚えが悪く(発達障害だったんですけど)空気も読めないし変な発言はするし不注意ですぐ怪我するしで、よく親にシバかれてました。

それだけならまだマシだったかなと思うんですが、酷かったのは小学校の教師(男)が、今だったら絶対に逮捕モノのものすごい暴力教師で、教室でバンバン暴力を振るうんですよね…。小学生のクラスって必ずちょっと動きがグズグズした感じの男子っているじゃないですか。そういう子らを徹底的にいじめ抜いてて、回し蹴りの的になれと強制したりとかね…。罪状は「授業をちゃんと聞いてなかった」とかそんな理由。もちろん私もよくビンタされてました。とにかくすぐ殴る。一日に何人もの子どもを殴りつけるので、「お前らのせいで拳が痛い」とか言ってた。

そんな恐怖政治が行われているから、だんだん生徒たちも頭が変になってくる。いわゆるDVの被害者が頭が回らないみたいな状態になってくる。さすがにもう精神的に疲労してきて、父親に学校の先生が暴力を振るってきてつらいって訴えたら

「学校の先生がそんなことをするはずがない、嘘をつくな!」

と逆に怒鳴られ、ここで自己肯定感がバキバキに打ち砕かれた。

そこからは坂を転げるようにメンヘラへ転落していって、小学生なのに早く死にたいとか思うようになってしまい、自殺未遂に近いことも何度かしました。

でも、後から思うともう両親は兄のことで疲労困憊していて、私にまで割く余裕がなかったんですけどね。

 

こんな調子で自己肯定感がとにかく稀薄で、やはりじょじょに子どもを持とうと思わなくなりました。自分の子ども時代が本当にしんどすぎた。。

 

 私のまわりには上級国民が多いのですが、自分が生きていることを肯定できていたり、子どものころにとても幸せだったという人が多い。

幸せな子ども時代を過ごした人は、自分の子どもを持って、その子を幸せにしてあげたいと自然と思うんですね。

 私は幸せな子ども時代を過ごしてないので、モヤモヤした怒りとか悲しみが沸いてきて仕方なかった。長い年月を経てこの怒りの正体に気づいたとき、もう子どもを望むのが厳しい年齢になっていました。

 私は自分の発達障害が子どもに遺伝するのをとても恐れていて、子どもを持ちたいと思わなくなったのですが、これも自己肯定感の問題だとわかってきた。発達障害の人はとりわけいろいろな事につまずきやすいのですが、もともとの自己肯定感があればやはりここも全然違うのです。

 

自己肯定感がない人は、自分が持つダメな部分をすぐに自己肯定感と結びつけてしまうが、自己肯定感がある人というのは、ダメな部分があってもなんでも、肯定感がある。次元が違う部分に、自己肯定感があるのです。

自己肯定感がない人とある人との感覚の違いはここから来ている。自己肯定感がない人は、レイヤーが違うんだと覚えておくと、必要以上に苦しまずにすむと思う。

 

 

毒親を持つ子どもは、自身の子どもを持ちたがらなくなる

 

 私が若いころは、「親のせいにするな」という声がめちゃくちゃ大きかった。ところが近年になって「毒親」がじょじょに認められる感じになってきて、親との関係に苦しんだ末、子どもを持つことを選択できなかったという人も、一定数いるのではないかと思うようになった。

この記事のブコメ欄がとても興味深かった。

b.hatena.ne.jp

私の母もかなり毒親なんですが、「早く子どもを産んで、私にちょうだい。お父さんのせいで私は子育てに失敗した。今度こそうまくやってみせる。だから早く子どもを産んで、私にちょうだい」と言われていました。

もしも自分が子どもを生んだら母親に取られてしまうのではないかという恐怖と、毒親にスポイルされているから、私は母に従ってしまうのではないかという二重の恐怖があった。

 

…こうして書いてみるとただれてるなぁ。

 

ブログに救われた

 

私はブログを初めてまだ数ヶ月なんですが、引用してくれる人がいたり、コメントをくださる方がいて、ネットの広さや懐の深さを感じています。

逆に、自分が誰かのブログを楽しみにしていたり肯定することで、その人が少しでも安らぎを覚えてくれることはとても嬉しい。浅く広くゆるく自助活動ができているのかなと思う。

ブログを書いて明文化することで気持ちが整理できたり、自由ネコid:gattoliberoさんのようなブログで生きるヒントを得たり。名も知らない誰かに肯定されるだけでも、もともとの肯定感がなかった人には大変な励みになると思います。

(ただネットにはヘイトも同時にあるので難しい部分もあるのですが)

 

 

自己肯定感と子どもを持つことについて書いてきましたが、この手の話題になると、やはりジェンダーバイアスを感じています。

男の人が「子どもはあまり好きじゃない」とか、「仕事が忙しくて子どもにかまう余裕がなかった」みたいなことを言っていてもなんとなく許される風潮があると思うんですが、同じことを女性が言っていると、あなた人間性大丈夫!?くらいの反応を示す人もいる。

チャイルド・ヘイトを、実際の行動に移すまでいくのは男性のほうが圧倒的に多いと思うんですが、なぜかあまりここは指摘されない感じが。。

togetter.com

女性にも、子持ちのほうが偉いというヒエラルキーがありますが、男性にももちろんこれがある。さらに言うと、子どもの容姿が美しいほうが上位だったりとかね。。やっぱり障害児をもったお母さんはすごい肩身狭そうにしてるしね。。このへんの競争って、子どもが子ども、孫くらいまで延々と続くので、もうそういう競争から降りたいみたいな感覚も少しあったりする。

 

私個人の感覚ですが、自己肯定感がない人が無理に子どもを持つ事はないと思う。いや、欲しければいいんですが。少子化だけど、できれば日本中に幸せな子が増えて欲しいと思ってしまう。私のように虐待された場合なんかは負の連鎖は断ち切っていかないと…と思う人も多いのでは。ああ、それを淘汰と呼ぶのかもしれない。

 

 

 

おわり

すごい猫グッズ見つけた

このブランドは、アメリカのフロリダ発で現在はLA拠点の、RIPNDIP(リップンディップ)というところのものらしいんですが、、、

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http://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b226093619

あ、猫おる…

で、ちょっと引っ張ってあける…

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ねこ!!!

挑発してよる!!!

 

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http://www.buyma.com/item/22950159/

 

これはスマホケース。

かわいくない…!!!(゚ω゚)

 

 

 

 

おわり