いま、匿名ダイアリーが痴漢関連の話題でもちきりです。
そこで私も便乗してみたいと思います。
以下、どうしようもない記述があります。私が露出狂にあった記述。閲覧注意(?)
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まだ10代のころです。大きな商業ビルの中にある巨大CDショップに友人と一緒にCDを探しに行きました。
音楽大好きな私。お目当てのCDの棚を目を皿のようにしてCDを探していたところ、顔の真横でブンブンと何かが振られている。
なぜこの男の人は私の真横へ来るんだろう?同じジャンルのCDを探している?私が邪魔?と思い少し場所を移動しました。
すると男の人はなおも真横にぴったりと来て、顔の脇でブンブン振ってくるわけです。
てらてら光っていてすごく綺麗なピンク色をしていましたが、見た事のないものを振られても反応できないので本当に何の感情も沸きませんでした。
私は完全にそれが樹脂でできたオモチャだと思っていて、なぜこの人はオモチャを私の顔のわきで振ってくるのかなと思っていた(知らないって、良いのか悪いのかわからんですね…)。
ふと横を見たら少し離れたところにいた友人がものすごい形相をして早足でこちらに向かってきます。友人はものすごく険しい表情をして、私の腕を強く引っ張ると「すぐさまこの場から逃げて!!早く!!」と私に耳打ち!
あまりに鬼気迫るその表情にびっくりしながらすぐにその場から立ち去ったのですが、その直後に通りかかった男性店員に友人が「変な人がいます!局部を露出しています!」と告げても「ハァ?」とキョトンとした表情を返され、ほとんど話が通じません。
彼はまるでこちらが外国語かなにかを話しているかのように不思議な顔をして、本当にわからないという表情をしたあと、「あ、ボク用事がありますんで」とあっさりと立ち去ってしまいました。私と友人はあっけにとられましたが、店員を説得するよりまずここから逃げなければととにかく急いでエレベーターに向かいました。
露出狂はまだブンブンと振り回しながら店内をぐるぐると歩いていた。若い男性だったんですけど、目が座ってて、だれかを狙ってるというより、とにかく出したいというだけのような感じで。
せっかくCDを探しに来たのに、もうそのフロアから逃げるしかありませんでした。
そのとき、店内にいた客のほとんどがまったく普通の顔をしていたことが自分たちにとってはショックでした。これがいわゆる「正常化バイアス」なのでしょうか。
以下、少し偏見が入った主張になってしまいますが、それを承知で書きます。
若い男性には危機感に乏しい人がけっこうな割合でいます。
性犯罪についてとても無知で「俺とは関係ない」と思っている人。
私が真横で局部を露出されたのは、昼間の大型CDショップだったわけですが、「真昼間の大きい商業店舗内でそんなことが起きる訳がない」と本気で思っていたりします。
そう思っているので、こちらが必死に訴えてもまったく理解できない。
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私が子供のころに比べて、大型店舗が増えてきたなぁと思います。とくに郊外に。これらのお店は閉店間際になると人がまったくおらず、ゾクッとすることがあります。
以前、奈良県でこんな事件もありました。。
奈良の田舎のほうとか、めちゃくちゃどこに行っても広くて、叫んでも人に聞こえやしないだろうなという場所はけっこうあります。。自分も奈良の田舎には何度か行ったことがあるので感覚としてわかります。
匿名ダイアリーにはいろいろなコメントがついていて参考になるのですが、声を出しても誰もいない場所、それは昼間であってもかなり危険なのではないかと私は思っています。
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それにしても自分が露出狂に狙われるとは思いもよりませんでした。
どこまでが痴漢と言うのはすごく線引きが難しいのですが、私はこれまでの人生で2回ほどけっこう露骨な露出男に遭ってしまっています。
突発的に書いたのでちょっとちぐはぐかもしれませんが、おわり。
おわり