けっこう毛だらけ猫愛だらけ

いつもニャーニャー鳴いています。

京都高島屋限定551牛肉麺が鬼ウマかった話

とても久々にグルメブログです。

 

先日、高島屋京都店へ行ったんですが、高島屋の地下に551蓬莱のイートインレストランがあります。

お目当てはいつも海鮮麺か海鮮飯で、お手軽中華で、なんともいえず美味しいんですよ。

 

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海鮮飯。この淡さがすごい好きです。

 

夫が頼んだのが、この牛バラ麺なんですが、、

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これがめちゃくちゃ旨い!!!!!(゚ω゚)

 

夫…チョイスのセンスありすぎですよ…

 

これ、よく台湾とかにある牛肉麺だと思うんですけど、いやー、美味しかったです。

そしてなんと京都高島屋限定だそうです。

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いやー。美味しかったです。

明日にでも行きたいくらい美味しかった。

 

細麺×透明のスープというのにとことん弱いんですが、これは本当に美味しかった。

もともと牛肉が苦手であまり食べないんですけど、これはお肉がほろほろになってて、噛まなくてもスーッとほどけるような感じで。

 

そのあと「招き猫展」へ。

なんとありがたいことに、この展示はすべて撮影OK。

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とにかくいろいろな猫がいましたが、作家さんものが面白い!

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(愛を感じる…)

 

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作家もりわじん氏の招き猫。大きさもすごいが、精巧さがすごい!

 

 

他にも何百体もいたので、めちゃくちゃ写真を撮りまくりました。

招き猫ってよいですね。

 

 

 

 

おわり

アダルトチルドレンについて思うこと

ブコメでコメントをいただき、少し追記しました。

 

先日から匿名ダイアリー界隈をにぎわわせている増田が、とてもつらそうな状態になってきた。読んでいて泣けてきた。

anond.hatelabo.jp

 

もしかしたらこの人は、夫からモラハラのようなことをされているのではないか。

だから外へ救いを求めて、それが不倫という形でしか行えないと思い込んでいるのではないか。

 

以前、柴門ふみの恋愛関係のエッセイを読んでいたら、とても面白い記述があった。

男の浮気は体の欲がほとんどだ。

一方、女の浮気というのは心理的なものだ。

誰かに話を聞いてもらいたい、さびしい。話を聞いてもらう代償として体を与える。それが女の浮気なのだそうだ。

もちろん女にも性欲はあるが、男が性欲メインで浮気に走るのに対し、女が強い性欲から浮気に走るというのは、男に比べるとかなり少数らしい。

(あくまでも柴門ふみの統計なので本当のところは知りません)

 

 

この増田はアダルトチルドレンなのではないかと思ったので、当初からそういう主張のコメントをつけてきた。

 

私自身もアダルトチルドレンだ。

そのことで苦しみが深かったため、自助グループに通っていたこともある。

自助グループへ行くと、人生に苦しんだ人にたくさん出会う。

 

私はこれまで「発達障害がつらい」というエントリをいくつか書いてきたが、これは実は違うのではないか。つらいのはアダルトチルドレンなのではないかと思うようになった。

発達障害の特性を持って生まれても、周囲から愛情をたくさん注がれ、自己肯定感に満ち満ちた人もいる。彼ら彼女らは、安定した心と自己肯定感、自己尊厳感を持ち、その武器で社会できちんと戦っていけたりするのだ。

 

逆に発達障害の特性を持っていなくても、機能不全家族に育ち、他者との信頼関係を築くことができず、親からの暴力に怯えて育った人は、自己否定感情に強く囚われ続け、そのことで一生苦しみ続けてしまう。わざわざ自らを苦しめ、追いつめる選択をしてしまうから、ハードな人生を歩んでることも少なくない。自助グループでは、精神面の苦しさのあまり自傷行為をしている人がかなりいた。

 

 

私の行った自助グループで印象的だったのは、対人関係に悩むあまり長期的なパートナーとの信頼関係をうまく築くことが出来ない人がとても多くいたことだ。

皆いい年だが、誰も結婚していなかった。機能不全家族で育ったために、どのような家庭を築き上げればいいのかがわからないのだ。

アダルトチルドレンというのは、いわばサバイバーだ。

彼らにとって「家庭」とは、心休まる場所ではなく、暴力に満ちた場所だった。

彼ら彼女らには、どのような状態が本来あるべき家庭の姿なのかうまくつかめない。

だからできるかぎり家庭を作ることから逃げていく。かつてあった恐怖を思い出すからだ。

 

築き上げた人間関係をぶちこわしてしまう人もいる。

そのほうが自分にふさわしいと思うからだ。

 

 

今から20年くらい前に、「アダルトチルドレン」という言葉が出てきたころ、この言葉を大きく誤解する人が多くいた。

そして、「親のせいにするな」という風潮が吹き荒れた。

アダルトチルドレン=ACは、今も基本的には忌避されがちな概念だと思う。

しかし、実はもう、かなり多くの人がアダルトチルドレンとしての苦しみを抱えていて、それをどうしてよいのかわからなくなっている。こういう場面を私はよく見てきた。

 

生まれてきたことを肯定できず、すぐに死にたくなったり、人間関係のパートナーシップに居心地の悪さを感じるのはACの要素がとても強いだろう。

 

以前もこのブログで書いたが、自己肯定感がきちんとあって、健全で幸せな家庭に育った人は、その家庭の心地良さを知っている。だからすみやかに結婚して行くし、家庭を持つことにためらいがない。

だが、ACの側面を持つ人はここにためらいが出てしまうので、家庭を持つ事をとても躊躇する。増田のように家庭をすでに持っていながらも、どのようにそれを維持してよいのかわからなくなっている人もいる。

本当は、アダルトチルドレンに苦しむ人はもっともっと多いのではないか。

 

家の中のことは外には見えない。

だから難しい。 

 

増田はすみやかに心療内科もしくはカウンセリングの門をたたいてほしいと思う。

 

 

※追記※

こんなコメントをいただきました。

アダルトチルドレンについて思うこと - けっこう毛だらけ猫愛だらけ

昔、幼少時に父親から酷い虐待を受けて育った女の子と付き合ってるって男の人から愚痴聞かされたけど、彼は彼女に今までのぶんも愛情を注ぎたいのに彼女はいつも彼に喧嘩を売り暴れるので辛いと言ってたわ。

2016/12/22 09:48

b.hatena.ne.jp

 

おそらくですが、ボーダー(境界性人格障害)だと思います。

私自身も、かなりひどい虐待を受けて育ったので、20歳頃にはもう立派なボーダーになっていました。

ボーダーの人というのは、相手が虐待されずに育った事に強い嫉妬心を持つことがあります。自分がいくら望んでも手に入らなかったものだからです。

相手のことを好きなのですが、同時に恐ろしいくらいの嫉妬心を持っている。そういう中で自我がうまく保てずに錯乱したり自傷をしたりする。へたすると愛情を注がれることにプレッシャーを感じたり、苦痛を感じて相手から逃げ出したりします。

相手の愛情も試します。だからボーダーと付き合うと、付き合った人は試し行為と自分の愛情とのあいだで気持ちが錯綜して、恐ろしく疲れ果てます。

これはもうプロの領域です。素人が愛情でなんとかできる次元ではないということをはっきり知ってほしい。

 

 

 

 

おわり

 

 

 

ニセ医学のブログを読んで思ったこと(長文)

こんな記事があった。元コメディカルとして返答ブログを書いてみたい。

decinormal.com

 

今から「ニセ医学」「代替医療」などについて書いていくので、冒頭で言葉の定義をしておきたい。

 

■ニセ医学…医学、医療を標榜しているが実際には効果がみられないもの。宗教的な呪術行為に近いもの。

■標準医療…医師免許保持者による医療行為。公立病院など、厚労省や自治体の認可を受けた施設での医療行為。保険治療をさす事もある。国によって診療報酬の点数が細かく定められている。

■周辺医療…いわゆるコメディカルリハビリテーション接骨院鍼灸院など。保険治療可能。準医療行為とも呼ぶ。病院の併合施設である場合もある。携わる人は国家資格保持者。

代替医療…古くから民間で発達してきた医療行為。医学的に立証された民間医療もある。この行為をクリニックで行う所もある。漢方薬代替医療とする場合もある。

(周辺医療と代替医療の垣根は曖昧である。戦後の保険制度の変更が背景にある。)

■医療類似行為…無免許、無資格による整体、リラクゼーションを目的としたマッサージなど。

 

 ※医療の世界は混沌としており、医師自身があきらかなニセ医学に傾倒し、患者に不利益を与える医療類似行為をしていることに留意が必要である。

 

 

 以前、民間療法についての記事を書いたことがある。私が考える、代替療法についての考えはほぼここで述べている。

nenesan0102.hatenablog.com

 

このブログで私が伝えたかったことは「最終的に大事なのは、患者側の判断力である」ということだ。

 

 冒頭のブログでも、筆者の宇樹さんがさまざまな治療法をためしたことが述べられているが「それは本当に医療行為として行われたのか?」ということがひっかかる。「ニセ医学」と言っているが、本当にそれは「ニセ医学」だったのか。

 

たとえば、アロママッサージは最近はあちこちで見かけるようになったが、「医療行為として」のアロママッサージをうたっているところはほぼないはずだ

街で見かけるようなアロマのお店のほとんどは、あくまでも「リラクゼーション」としての効果をうたっている。もし「頭痛が治る!」「生理痛が治る!」などの大々的な広告をしていたら、それは医師法違反にあたるから保健所に通報していい。

 だから最初から「医療」をうたっていないところへ行って医学的な効果を期待するのはちょっと違うのではないか。リラクゼーションとしての効果があれば、それでいいはずなのだ。

 

 私が気になったのは、ブログが標準医療VS代替医療の視点で書かれていることだ。代替医療や周辺医療をすべてニセ医学だと言いきってしまうのには個人的にはとても抵抗がある。

医療現場でも、最近では産院での産後のケアにアロママッサージを取り入れて、そのためのスタッフが常駐しているという産院が増えてきた。アロママッサージによるリラクゼーション効果が、産後の経産婦さんの精神的な緊張を解きほぐす効果が期待できたり、クリニック側も付加価値のプラスによって集客が期待できるという側面があるからである。

私個人の考えだが、より良い治療のためであれば代替医療を補完的に取り入れていくのはありだと思っている。患者に益があるのであれば、それはどんどん推進されてよい。

自分自身が臨床現場に居たときもそうだったが、とにかく患者が楽になることが、もっとも尊重されるべきことなのだ。こう考える医療従事者はたくさんいると思う。

 

何よりも患者側にはクリニックを選ぶ自由と権利がある。純粋な標準医療を受けたければ、そのような病院へ行けば良いのである。

宇樹さんの場合もそうだ。改めて受けた標準医療で効果が見られたからバッサリとそれまでの代替医療を無駄なものと切ってすてているが、そもそも標準医療に失望したからこそ代替医療へ行かざるをえなかったのではないか。

 

アメリカのように、標準医療が高額になりすぎてホメオパシーに頼るしかないとなるとこれはさすがに悲惨だが、幸いにしてまだ日本の保険機構はギリギリのラインでそのシステムを維持している。

だが、これからは社会保障費の削減と国の税収低下によって、今のような保険による標準医療が受けられなくなっていく可能性のほうが高い。

少し前のデータだが、公立病院のほとんどは赤字経営だ。さらに少子化によって自治体自体の税収が低下してこの赤字を自治体側で補填できなくなると、病院が消滅する自治体が出てくる。地域によっては病院で治療を受けたくても病院そのものがない。これは過疎化した日本の地方ですでに起きている。

医師の増員や力量のボトムアップ、高い水準の標準化はとても理想的だが、そこまで到達できない切実な現実がある。

これからの医療はAIが進出してくるだろう。少しでも人件費をおさえるために。医師の診療報酬は高いから、その半分以下の給料で働いているコメディカルは増員されるかもしれないが、診察そのものはAIによって行われるところが増えてくるだろう。

 

 

女性のアスペルガーと心身の不調の難しさ

先日、『女性のアスペルガー』(宮尾益知/講談社)という本を読んだ。女性の場合、アスペルガーに気づかず、症状が体への不調に出てしまう人が多くいるという。生理前の症状の悪化、生理の開始や二次成長期に体が耐えられずに症状に苦しみ始めることが多いという。

 

内容的には以下のブログにくわしい。

susumu-akashi.com

 

 宇樹さんご自身でも述べておられるが、発達障害の人で身体感覚過敏が強い場合、すべての体の不調を通常の人の何倍もの苦痛として受け取ってしまう。体の感受性がとても強いからだ。

だから、まず発達障害への治療を行うほうが本質的な解決に結びつくのだろうが、残念なことに発達障害とりわけアスペルガーの治療薬はないに等しい。発達障害はあまりにも不明なことが多すぎるのだ。

 臨床医をいくら増やしたところで、アスペルガーベースの難知性心身症をスパッと治すことはほとんどの医師にできないだろう。

難しいのは、本人が自分が発達障害だとまったく気づかない場合である。体に苦しみをかかえて、あちこちの病院をハシゴするドクターショッピング患者になってしまう。

 

女性の場合、社会性が発達していることも多く、一見発達障害とわからない人が多くいる。だから検査所見上は何も異常がない状態なのに、本人は強く不調を訴えてくるということになる。これは医療者側もかなり難しい局面に立たされることになる。検査での異常がないのだから、どうにも手の出しようがない。結局「ストレスですね」とか「自律神経失調症ですね」とかどこかで聞いたような事を言われて、そちら方面の薬が出るが、これがヒットして効くということはあまり多くない。

 

  

 フィードバック機構が欲しい

私自身、心身の不調がひどかったので、副腎ホルモンの検査に行ったりしたのだが、結局背景にあるのが自分のアスペルガーだった。だが、この結果をかつて行った病院へ知らせる機構がないのだ。個人的にハガキでも書こうかと思っているが、こうしたフィードバック機構がないことで、情報の共有や蓄積がうまく行っていない。このことが患者がドクターショッピング→医療費の増大へとつながってしまう。患者によるなにがしかのフィードバック機構が欲しいところだ。

 

 

 

おわり

 

婚活について思うことその2

前エントリに続いて、思うところがあるので書いてみたいと思います。

 

前エントリが別のブログに言及されてとても面白かった!

tayukura.hatenablog.com

 

婚活中の記事は見かけるけれど、もうひとつ気になるのは、婚活に成功した人は一体何を持って相手を決めたのだろうってこと。

婚活の記事を読んで、自分が結婚できない理由を考えてみる - たゆたう暮らし

 

私の場合は、結局婚活は諦めました。婚活における有利な条件を、私は何も持っていなかったからです。(それでも何人かと会いましたし、私を気に入ってくれる人もいたので、世の中は広いなと思います)

古くからの友人だった夫と結婚しました。

 

私の場合はですが、夫があまり女性の年齢や子どもにこだわりがなかったことがとても大きいです。

趣味や感性がとても似ていてすごくマニアックな話が通じる。打てば響くような答えが返ってくる。仮面をかぶらなくても接することができる。

本当に、今でも、よくぞこんな私と結婚を決意してくれたなぁとしみじみしてしまいます。

 

婚活をしている男性は子どもを目的にしている人がほとんどです。だから年がいった女性はそれだけでバッサリ切られる。一方で子どもが欲しい35すぎの女性も実はかなり多いのでマッチングしないのは非常にもったいないと思います。

 

 

それにしても、婚活というか、結婚というのはもう、すごい釣り合いだなぁと思うんですよ。

私は前のエントリで、結婚する前に付き合っていた人がエリートばかりでバテた、みたいなことをちょこっと書いたんですが…。

 

私は親の関係もあって、エリートの知人というのがけっこういるのですが、たとえば外交官の家とかだと数年おきに東欧なら東欧、アフリカならアフリカ諸国をぐるぐる移動してまわったりします。

奥さんや子どもはそれに帯同してついていかねばならない。そういう中で子どもが環境の変化に耐えられなくて精神的におかしくなってしまったり、奥さんが病んでしまって奥さんと子どもだけ帰国したというのを何度か見てきました。

 

余談ですが、母の友人に外交官の奥さんがいたんですが、この人が

「主人はいつも勉強していて睡眠が2時間なんですけど、私は3時間寝ないと体がもたなくて…。本当にダメな嫁です

と話してきたことがあって、もうね、こんだけの力量がないと外交官妻ってつとまらないんだなと。うちの母も体が弱くて、その頃は一日14時間くらいは寝てましたから、ほんと仰天しただろうなと思います。

 

この外交官の奥さんの話はあくまで一例でしかないんですが、エリートの奥さんに求められる水準が高いというのは納得していただけると思います。

 

三重県知事、鈴木英敬氏夫妻がすごいなぁと個人的に思っているんですが、奥さまは武田美保さんと言いまして、オリンピックの金メダリストです。

こんなにすごい経歴の女性というのは日本でも数えるくらいしかいないと思うんですが、パートナーとしてとても釣り合っていると思う。

まず金メダルレベルのアスリートになると必要になるので語学できることが多いし、それ以上に人前に出ることに慣れています。知事クラスになると式典で奥さんがひっぱり出される事も多い。アスリートの体力と金メダルに到達できるだけの強靭なメンタル。さらに美人。これだけ揃った人物もなかなかいないと思いますね。政治家としてさらなる高みを目指すような人にはとても良いパートナーだと思う。

 

で、さきほども書きましたが、妻の側が脆弱な部分を持っていると、夫がそのサポートのために引きずられてしまって、本来の業務に支障をきたすことがあります。

 

別にエリート層に限らなくても、奥さん/夫がどのような人物かで人生は大きく変わってしまうのですから、婚活で相手に対する点が辛くなるのも無理もないなぁと思いますね。。

婚活で、相手に有益であるかどうかで判断するようになってしまうと、やはり目が曇る感じがします。結婚によって益をもらたしてくれる相手が有利なのはどうしてもあるんですけどね。。

 

 

私は結婚してから、やっと自分がどういう人物なのかをやっと客観的に見られるようになりました。

自分のメンタルがすごく弱くて、そのためにまわりにも夫にも迷惑をかけることがすごく多かった一年でした。

 

これはスピリチュアル系の本()で読んだんですが、夫婦はお互いを補いあって社会の荒波と戦うためにつがいになってるんだという説があって、

いざ結婚してみると、ああそうだなぁという感じでした。

 

 

 

この話題はすごく自分の中で面白いなぁと感じる部分があるので、また何か書ければと思います。

 

 

おわり

 

 

 

 

 

 

婚活について思うこと

婚活話って面白くてつい読んでしまいます。2ちゃんとかの婚活すごいエピソードとかもついつい読んでしまう。漫画があるのええなー。

www.tomochinchin.com

 

婚活といえば、こんなエントリもありました。絵が載ってるのやっぱりええね。

konkatsusakurako.com

 

それにしても男の人が「亡くなった妻に似ているから」という理由を相手に伝えてアプローチしてくるのって一体どういうわけなんでしょうね。どう考えてもそれって相手に失礼だと思うんだけどね。

私も婚活をしていたときに、何度も「初恋の人に似ていた」って言われたんですが、そんなん知らねーよって感じですよ。

 

私はもう婚活はしていないんですが、ネットでの婚活って本当にいろいろな人がいて面白かったです。前のエントリに続いてる話になっちゃいますが、女性は平均的な人がすごく多いのですが、男性は一言で言うとやっぱり「くどい人」が多い印象。

 

ネット婚活では、基本的に男の人はドヤってる写真なんかを載せてる事が多いのですが、「紫色のサテンのスーツをオーダメイドで作りました」とかね。真っ赤なサテンのシャツを着て、黄色のネクタイで、紫色のサテンのスーツなんですよ。絶対普通のこだわりじゃないと思うんですよこれ。。

 

男の人が自分の趣味とか好きなものに猪突猛進するのと違って、女性ってなんやかんやで淡白ですし、同じくらい淡白な人を好む傾向にあると思いますね。

男の人はけっこう趣味には糸目をつけない人が多くて、実は浪費家ってのがかなり多いよね…。

 

婚活では「養って欲しい」というニートの男性からメールをもらったこともあります。

この人がもうルックスも残念でねえ…せめて髪の毛くらい切ればいいのに落ち武者みたいな髪型で。。養ってほしいならせめて髪の毛やヒゲのお手入れくらいしよう。

 

【33歳オタク女の婚活】「この人、ないわ」と思った男性の話 - ともちんブログ

食事のときに勝手にメニュー決める人の話を聞くんだけど、ホントに実在するんだろうか。

2016/12/17 19:46

b.hatena.ne.jp

 

私、これ実際に経験しました!!

婚活で知り合って、食事に行ったんですよ。そしたら席につくなり「もうコース頼んであるから」と言われ。この時点で「えー…」って感じでした。一方的に料理を頼んでおいて割り勘はないよ…。自分で払うなら自分が食べたいものを注文したいよ…。

もっと嫌だったのは、その人が「ここ、このへんが旨いんだよ!!」と言いながら、料理を箸で私の皿に一方的に乗せてくる。私これすごく嫌なんですよ。自分の領域がおかされてるみたいで。けじめがないなぁと思うので今でもすごく嫌です。

 

 

思えば、私は結婚を焦るあまり、自分を殺して付き合うことが多かったです。

自分を殺して相手に合わせてばかりいると、だんだんそれに耐えられなくなっていく。仮面をかぶっていることに疲れてしまってある日プツーンと糸が切れて、その関係から逃走するということが何度もありました。

 

人ってなんともいえないもので、誰か他者が自分に一所懸命合わせてくれることにすごく鈍感なんですよね。私自身もここは鈍感です。

相手に合わせていて疲れて逃げ出すくらいなら最初から無理に合わせなければいいのに。当時は未熟すぎてやっぱりだめでした。

自分を殺して相手に合わせて行くうちに、モラハラされたりして大変でした。

 

 

ちょっと非科学的な話をしてしまうんですが、結婚する二人というのは、なんやかんやでたましいの未熟度が似通っているなぁと感じることがあります。

 

私は何度か結婚しそうになったのですが、結婚しなかった相手というのは、やっぱり自分と似た領域にはいない感じがした。

もっと、高いところにいて、私なんかが足元にも及ばないところで戦っている。私を嫁に望んでくれたのは大変嬉しいことだけど、やっぱりこの高みに登ってしまうと私には能力的にだいぶきついなと思う人が多かったです。

私が結婚しかけた人というのはやたらエリートが多かったんですが、エリートな人って相手に求めるものがナチュラルに高いんですよね。

 

 

これまで何度となく書いてきましたが、私は兄が統合失調症ですから、これが人生に与えた影響はものすごく大きくて、兄のことを話せずに関係を断ち切ってしまった人が何人もいる。

親に挨拶に来て、結婚の日取りまで決めたのに、兄のことでいさかいになって破綻してしまった人もいます。

 

私はよく考えた。もし兄がいなかったら?

兄のことで悩むことがなかったら、私はこんなに負い目を感じなかったのかなと。

婚活をしていた時は子どもがすごく欲しかった。子どもが欲しいから結婚したかったのもありますが、同時に障害の遺伝をものすごく恐れていた。そういうのをかかえながら婚活をしていたので、やっぱりうまくいきませんでした。

 

だけど、やはり兄のことも、ずっと抱えてきた兄に関する苦しみも、全部ひっくるめて私なので。兄のことを言えなかった人や、兄の件で諍いになった人というのは、やはりご縁がなかったのだな〜と。

今でも、自分が結婚できたのは奇跡的やなーと思います。夫ありがとう。

 

 

婚活する人はとにかくたくさんの人と会って、自分に合う人を見つけてほしいと思います。

 

思うところあったのでその2も書きました。

nenesan0102.hatenablog.com

 

 

おわり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雑談

補足で加えて書きたいことがあるので、ブログを書くことにした。

pipipipipi-www.hatenablog.com

私のコメントはこれ

女性よりも男性の方が、恋愛的な「普通の人」を維持するのに金が掛かる - ピピピピピの爽やかな日記帳

ソースが曖昧で申し訳ないんだけど、生物学的な話で、女が平均的な個体が数多く生まれるのに対して、男は個体差が女より大きく出るという説がある。上と下の格差が大きいのが男。この説は妙に納得してしまった。

2016/12/16 00:59

b.hatena.ne.jp

 

これは、小学校の低学年でのクラスを想像してみると、非常にわかりやすい。

女の子はおしなべて平均的だ。親のサポートもあるが、うわこれは酷い、だらしがない目もあてられないという女の子はあまりいない。問題を起こしたり警察のお世話になったりするのは圧倒的に男子が多い。服役レベルの重罪をおかし、服役するのも圧倒的に男性が多い。

 

自閉症知的障害の数も、男女比で見ると男のほうが女の何倍も多い。これがなぜなのかは諸説出ているが、まだあまりわかっていない。

jp.wsj.com

人間はいびつな生き物だから、顔立ち、プロポーション、体力、知力のすべてが整っているという個体は絶対数が少ない。

以前、ムツゴロウさんが、テレビ番組でローラと対談していたが「美しく生まれでた個体ですネ〜」と言っていた。たしかに芸能人のレベルで生まれてくる個体はやはり総数は少ないだろう。

 

男女がおのおのに生殖を考えるような年齢になると差がくっきり出て、平均的な女たちが、少数の高い能力の男をめぐって取り合いをする、という図式が浮かび上がってきてしまう。

男は女と違って、複数の女を同時期に妊娠させることが可能だ。だから高い能力の男は少数でもかまわない。平均値の男を多数作り出すよりも、少数の高い能力とバランスの取れた♂個体がいて、それらが平均値の♀とハーレム状態になったほうが、結果として高い能力の子孫が増えて行く…そんなプログラミングがされているんではないかと思えてきてしまう。さらに言うと、男のほうが生まれでてくる数が女よりもわずかに多いから、男ははじめから競争にさらされていることになる。

交際相手についてのアンケートの男女差が問題になったことがあるが、モテ男が二股三股かけていると見たほうが正しい。

 

 

ネットを見ていると、ときどき「女はいいよなァ〜」という主張が散見されるのだが、ここで言う「女」というのは非常に容姿の整った個体をさしていて、芸能人で言うならば佐々木希クラスの容姿を指していることが多い。

 

しかし、芸能人というのはだいたいがかなりの費用をかけてどこかを修正しているものだ。佐々木希も、素人だったころのプリクラを見ると歯並びがガチャガチャだ。歯の矯正やホワイトニングは芸能人はあたりまえにやっている。

あたかも生まれた頃からあれだけ美しかったのだろうと錯覚してしまいがちになるが、実際のところは仕事のためにだいぶお直ししているのが現実だろう。

 

芸能人というのは、ただ容姿が美しいだけではやっていけない職業だ。

恐ろしいまでの神経のタフさや、睡眠時間が極端に少なくてもカメラに耐えうる容姿だとか、ほとんど奇跡的な能力が集まったのがスタータレントなのだ。

 

友人にグラビアアイドルをやっていた女の子がいる。

学校の同級生だったのだが、やはり整形していた。いつのまにか八重歯がなくなって歯並びが良くなり、ある夏いきなり胸がボインになっていた。

しかし、もともとがものすごく綺麗。サラサラの髪、抜けるようなピンクがかった白い肌。個体として圧倒的に綺麗な子だった。そういう美しい個体がさらに修正を加えて登場しているのが雑誌やテレビなのだ。余談だけど、篠山紀信が彼女を撮った雑誌のグラビアがあって、それはもうとんでもなく美しかった。やっぱり篠山紀信すごいよ。今でもあの雑誌買っておいたらよかったなと思う。悔しい。

 

 

女性よりも男性の方が、恋愛的な「普通の人」を維持するのに金が掛かる - ピピピピピの爽やかな日記帳

内容が濃くて驚いた。タイトルだけ見ると反論が直ぐに出てきそう。いちおタイトルに捕捉すると(普通より劣る人が)「普通の人」を維持するのに金が掛かる…という内容。

2016/12/15 20:19

b.hatena.ne.jp

これは正論だと思う。普通でない人が普通になろうとすると、とてつもない努力が必要だ。

お金で解決できるものであればまだマシで、お金でカバーできないもの、たとえばプロポーションの善し悪しなどはお金でほとんど解決することができない。生まれついてどこかの臓器が極端に弱いとか、そういったものもお金では解決できない。生まれついての肌の色、肌のタイプ、きめ細やかさなどもなかなか後天的にいいじることはできない。髪の毛の質、多さもそう。瞳の色、白目の色味も簡単には変える事ができない。

前にも書いたが、男は「平均値を持って生まれる個体がはじめから少ない」という説にもどづくと、後天的な努力で生まれつきの欠点をカバーしなければいけない個体が多くなるぶん、男は不利だという主張は納得がいく。

 

 

これは雑談なんですが、ヨーロッパの貴族は容姿が「長身痩躯の綺麗な人々」になってきた。イギリス王室を見ればわかるが、あのへんの貴族というのは血統ははっきりしているが、諸外国との王族貴族同士での混血が多くて、お前一体何人なのだという人が多い。

アメリカのエスタブリッシュメントもそう。イヴァンカ・トランプ夫妻のような長身の整ったプロポーションの貴族みたいなのが主流になってきた。

 

なんかこう、厭世的になってしまうんだが、これからは「綺麗な美しい賢い支配階級の人」と「醜いプロポーションの悪い、バカな被支配層」みたいな感じに世界が二分して行ってしまうのかなぁ、、、なんかややなぁ

 

 

 

最後話がずれちゃったけど、おわり

雑文

こんな増田があった。悲痛な叫びだ。

anond.hatelabo.jp

 

以前から何度となく書いているが、私の母親発達障害の子どもを複数もったがゆえに体がやられ、入院まで行った。

当時はまだ「発達障害児」という概念そのものがなかった。コンサータストラテラもなかった。今はずいぶん変わったなと思う。発達障害の概念は広まったし、テレビでも多く目にするようになった。

 

発達障害児で他人から見てもパッとわかるレベルというのは相当重症だ。重症でない子どもは一見わからない。だからこそ周りの理解を得られない。

 

それにしても、昨今の日本に、なぜここまで発達障害児が増えてしまったのだろう。

著名な発達障害のクリニックはたいてい新患の受付を停止しているか、診察までに半年以上待つとかいうのがザラだ。

発達障害児を持つ母親は病院へ受診することもできず、支援も受けることができず、投薬に頼ることもできず、日々めまぐるしく動く子どもの世話に追われて一日が終わる。日常で途切れることなくストレスに襲われる。

先日、アレルギー持ちの子どもに牛乳を飲ませた事件があったが、母親が各方面に相談をしていた事から推測するに子どもになんらかの発達障害があるとみるのが妥当だ。母子家庭で母親がフルタイムで働いているのに子どもに発達障害があるとなると、これはもう相当なきつさだと思う。

 

 

shigoto-times.com

 

はせおやさいさんとニャートさんの対談、すごく良い企画だった。それにしてもお二人とも有能なんだろうなという感じがすごい伝わってくる。かっこいい。

 

ニャートさんは少し前に「心が弱い人と強い人の違い」という記事を書いたけれど、ちょっとブコメが荒れてしまった。

nyaaat.hatenablog.com

 

私はやはり、このボトルの底に穴があいていて、つらいことや苦しかったことを適度にぽこぽこ捨てられる性質の人が一番強いのではないかと思っている。

重要なのは「適度に」というところで、大事なところを残しつつ、しんどかったことを流せるスキルがある人は、圧倒的に心が病みにくい。

 

私が発達障害で苦しいなと思うのは情報の取捨選択ができないことだ。

外界へ出ると、ものすごくさまざまな情報が脳に飛び込んでくるが、情報として多くのものを受け取ってしまうのにその処理ができない。情報処理能力がきわめて低いからなのだが。

 

たとえば、私は先日病院へ行くためにバスに30分ほど乗ったのだが、次の日になってもなお乗客の服装と髪型をちくいち覚えている。横に座った人のカバンについたキーホルダーが水色とベージュで構成されていて真ん中にクマっぽい絵が浮き彫りにされていて…という事まで記憶している。

くだらない情報。

だが、情報の取捨選択ができないために記憶を消すことができない。

脳の容量には限界があるから、当然覚えきれないことが出てくる。覚えていなければいけないはずの事が覚えられない。苦しかった記憶、くだらない記憶でただでさえ狭い脳の容量を食っている。

 

 

私は発達障害児にはとにかく早く療育を受けさせてほしいと願っている。

カナダのように、発達障害児だと診断された場合には公的な支援を受けられるようにしてほしい。母親がしんどいときに家事代行を頼める等の支援があって欲しいと思う。

 

しかしこのカナダの政策というのが、どうにも切なくなる話なのだが、なぜ公的支援を定めているかというと、発達障害児は人によっては反社会的な性格を形成しやすいため、それが原因となる重大事件が起きるのを防止するためなのだ。

 

発達障害を持って生まれた人というのはどうしても精神疾患にかかりやすくなる。さきほども書いたが情報の取捨選択が不得意で、ストレスを処理する能力がとても低いから、ストレスから二次障害として精神疾患を発病してしまう可能性が高い。

私自身もそうだったが、定型発達の子どものように振舞うことができないから、大人に攻撃されたり虐待を受ける事が多くなる。いじめにも遭いやすい。虐待を受けたことでボーダーになり、他人を傷つけることになる。

  

それにしても、自分が当事者だから感じるのかもしれないが、なんだってこう、しんどい人生を負わせられないといけないのか。脳の障害を持って生まれたことは一体なんの修行なのかと思う。このことになんの意味があるの。

以前、「猿にも自閉症があった」という記事に「猿に生まれればよかった」というコメントがついていたが心底同意する。

 

 

ニャートさんも、はせおやさいさんも、「ブログに救われた」と言っているのがなんとも印象的だ。

私も、こんなに鬱を垂れ流したブログを書いたのは初めてだが、今年に入ってブログにどれほど救われたかわからない。

よくまぁ読者の人たちはこんな鬱鬱としたブログを読んでくださるものだと思うのだが。

私はまだ、彼女たちのように「生きているだけでいい」という境地に達することができない。働けない自分を無能だと思うし、弱者である自分をなかなか肯定することができない。夫への申し訳なさで一杯になっている。

 

 

今年は本当につらい年だった。仕事を辞めざるをえなくなって絶望して大きな自殺未遂もした。仕事が好きだったからとてつもなく堪えた。

6月以降は2日に一度泣いていたような感じだった。本当にしんどかった。

 

 

 

おわり