けっこう毛だらけ猫愛だらけ

いつもニャーニャー鳴いています。

丸二食堂

 先日、写真を整理していたらなつかしい写真が出てきた。

 

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丸二食堂 2012年8月の写真 

 

というわけで、消費税があがってしまった。

 

ニュースで、「夫婦がやっている小さな食堂が、増税に耐えきれずにのれんをおろしました」というのを見るたびに丸二食堂が心配になる。

 

 とりあえずまずは丸二食堂の情報を載せておく。 

tabelog.com

 

 丸二に行けばわかるが、おじさんとおばさんが働く厨房の前で注文をするから、大きなフライヤーとかそういったものが垣間見える。

丸二のテーブルに座ればちょこっと欠けたコップを平気で使っている。それが丸二の味なわけであるが。

  店内にある調度品のいくつかは壊れている。私は座ったイス席の座面ががっぽり取れたことがある。それが丸二である。しかしよくよく考えれば買い替える余裕がないのかなとも思う。フライヤーとかの大きな調理機材が壊れてしまったら丸二は耐えられるのか。心配になる。

 

  いつだったか忘れたが、先輩の結婚式でどこかで見た顔のご夫婦がいるなと思ったら、正装した丸二のおじちゃんとおばちゃんで、その先輩はよほど丸二が好きだったのだろう。そのくらい私のまわりの人々に丸二食堂は愛されていた。正装した二人はちょっと恥ずかしそうにして常連の人々に挨拶をしていた。   

 

今日のこの記事は丸二の応援記事である。ぜひとも行ける人は丸二定食を食べに足を運んでほしいと思います。京阪神宮丸太町が最寄りです。京大前までバスに乗って、そこからぶらぶら歩くのもいいと思います。

 

 東京へ引越してきて思ったんですが、こういう個人がやってるタイプの定食屋がほとんどなくて驚いた。自分が知っている地域にないだけかもしれませんが。

 

 

 

 

おわり

やしま監督の映画『辺野古抄』を観てきた。

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  私が八島監督とはじめて出会ったのはまだ京都にいたころで、およそ7年ほど前くらいだと思う。すごく小さなイベントでそのとき彼はまだ大学生だった。彼はとても腰の低い人物で、あんまりたくさんしゃべったわけではない私にわざわざお礼のメッセージを送ってくれるくらいに丁寧な人だった。

それはまぁさておき、彼が卒業制作でドキュメンタリー映画を撮って、しかもそれが「東京ドキュメンタリー映画祭」というので賞を獲得してしまったというので驚いて観に行った。

 

(※以下ネタばれあります)

 

 このイベントは、映画の上映ののちに監督と企画した先生との対談があるという形式だったのだが、八島監督いわく「辺野古というとすぐに基地問題が語られるが、そこばかりにフォーカスするのではなく、人々の暮らし自体を見たかった」という意図でこの映画は作られている。だから辺野古は基地の街なのだけれど、そういった政治的なところはほとんど出てこない。

ただひたすらに人々の日常がありのまま映されている。

じつは、私はというと、まったく沖縄へ行ったことがない。本土から出た事すら1回くらいしかない。だから沖縄のことをほぼ知らない。

 

 差別的な意図はまったくないのだが、沖縄は本州の方と本当に文化が違う。言葉も違うし民族衣装も違う。ああ、琉球なのだなぁとすごく感じるところである。

 

  沖縄は、現在のところ、日本一出生率が高い。(そして、日本一、子供の貧困率も高い)

突出した出生率は、沖縄の文化が日本の本土の方のそれとかなり違うことを示している。映画の中にも登場するが、「モアイ」という風習がある。これは寄り集まった人たちが順繰りにお金を出し合って、そのうちの一人が全員分をもらえるという仕組みである。たとえば、10人が出し合って1ヶ月に1万円を出す。そのうちの一人が10万円をポンともらえる相互扶助制度なのである。

  一方で、日本全体で言うと、かなり冷酷な国民性なのは、以前も何度かこのブログでは取り上げたことがある。日本人はほとんど、他者を助けようとしないのだ。

 以前もはらせていただいたこのリンク

 

 この調査を沖縄と本土でわけてやったら、また話が違うのではないだろうかと思ってしまうくらいには、沖縄と本土とは文化が違うように思う。沖縄の場合、「自分たちで助け合うから国の助けはいらねえ」という人も中にはいそうであるが。

 

 

私が映画の中でもっとも面白かったのは、97歳のおじいの高齢と健康を祝う行事だ。

この行事を「カジマヤー」と言い、映画に映る集落の中でも10年ぶりだと言う。

金襴でできた赤いちゃんちゃんこと焙烙ずきんをかぶったおじいを囲み、家の中で儀式を終えたあと、花とかモールで原色ギラギラに飾りつけたオープンカーにおじいを乗せて町内をまわる。オープンカーの後ろには拡声器のついたトラックが後続で走り、

 「赤かざぐるまのおじいこと、金城◯◯さんは、おんとし97歳を迎えられましたが、大変元気で今も畑仕事を楽しんでいます。◯◯町としては10年ぶりのガチマヤーとなります。ぜひ、皆さんもおじいの健康にあやかってください!」

 沿道の集落をまわると、人々があちこちからバラバラと出てきて、おじいに触ってみたり、同じく高齢の人をさわらせたり、かと思えばあちこちで勝手に踊っている。

おじいはおじいでノリノリで、完全に凱旋パレードの様相である。

この光景だけを見ると、ほとんど日本とは思えない。インドかフィリピンとか、そちらの方の文化にすごく近いようなノリだ。やはり沖縄は外国だという感じがする。

 

 

 私はもともと、かなり涙もろいたちなのだけれど、映画の冒頭でやはり涙が出てしまった。

八島監督がカメラに映し出したのは、辺野古に住むごく普通の暮らしをいとなむ人々だ。本土とまるで違う日常そのものがが強烈に胸に迫ってきたのだ。

 

…というわけで、東京近郊の人しか無理なんですが、10/4(金)にもまた上映会があります。(平日やけど…)

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 予告編もはっておきます。

www.youtube.com

 

行けそうな人はぜひ足を運んでみてください。

 

 

 

おわり

なぜ自転車やバイクのタバコが取り締まられないの?

こんな記事があった。

www.bengo4.com

 

 私からすれば、自転車やバイクでのタバコの方がはるかに危険だと思っている。

 

  もう10年以上昔の話になるのだけれど、私は小さな原付に乗っていた時代がある。

京都のとある大きな道路をバイクで走っていたときのことだ。

信号待ちで、前にいたおじさんがかがみこむような動作をした。その瞬間私は「あっ、ヤバい」と思った。その直後から、そのおじさんの吸うタバコの煙が私の顔を直撃しはじめた。

大きな道路だから、自分一人だけが留り続けるわけにはいかないし、しばらく交差点もない。必死で車の流れに乗り、タバコの煙に耐えながらバイクを走らせた。

耳元で「ジュッ」という音がした。

前のおじさんのタバコの灰が私の首に飛んできて私の皮膚を焼いた音だった。

私はウッとなりながらもなんとかバイクを走らせ続けた。

やっとのことで大きな道をそれたとき、汗びっしょりになって恐怖感で一杯だった。

もしあの灰が飛び込んできたのが目だったら??

おそらく私はバランスを崩して転倒し、まわりの数台の車を巻き込む大惨事になっていたと思う。私自身がもうこの世にいないかもしれない。

そのくらい、恐怖を感じた出来事だった。

 

これは非常に危険な行為ではないのだろうか。少なくとも私からすればベルをならすよりはるかに危険だ。たまたま私の場合は首をやけどしたくらいで済んだが。

 

自転車もバイクもそうなのだが、なぜちょっとくらい立ち止まって吸えないのだろうか。なぜ喫煙しながらの走行が危険だとされていないのだろうか?

 

非常に不思議でならない。

 

私が今でも謎に思うのは、あのタバコを吸ったおじさんは、

・非常に流れの速い車量の多い場所で吸ったタバコで、後ろの人がどうなるかというのを考えなかったのか

・タバコをその後どうするつもりだったのか(おそらくポイ捨てだと思う)

・タバコによる事故が起きることを想像できないのか?

おそらくおじさんはタバコを吸うことで頭がいっぱいで、周りがどうとかいうことが考えられない状態なのだと思う。想像ができるなら、はなからバイクに乗りながらタバコを吸わないだろうからだ。

携帯用灰皿に吸ったタバコを入れて消すためには両手が自由にならないとできない。だからこのおじさんははなからタバコをポイ捨てする前提で吸っている可能性もある。

 

枯れ葉の中にタバコをポイ捨てする人

子供がいる人ごみで喫煙する人

よその家の庭に火のついたタバコを捨てる人

ゴミ置き場に火のついたタバコを投げ入れる人

 

こういう人もそうだ。まわりはどうなっても自分がタバコが吸えればどうでもいい。

どうなるかは想像しないし、するつもりもない。

 

私は、喫煙しながらの走行は、切符や罰金でもいいくらいに危険な行為だと思う。

 

 

おわり

雑記

www3.nhk.or.jp

 こんなニュースがあった。

 

ところで先日、夫と一緒に店で雑誌をなにげなく読んでいた。

そこに「大学ランキング」みたいなのが載っていて、夫の出身校が堂々の私大文系ランキング1位、偏差値は80だった。(何が原因でこんなに偏差値があがってしまったんだろうか)

ちなみにこのブログにもよく登場する我が夫氏の出身校は、あの切込隊長とかトイアンナさんとかはあちゅう氏と同じである。

 25年前、夫氏の大学受験時の第一志望校は京大法学部で、このときセンター試験の点数が945/1000というなかなかの好成績だった。だが京大法学部はさすがに難関で、あっさりと落ちてしまった。夫氏の話によれば、このとき受験生があまりにも多すぎて、京大の本部建物まで入れないほどの数だったという。

センターの試験があまりにもよかったため、センター利用をして慶応に入った。

 

  夫氏の場合、かなりの進学校に通っていたからまわりは京大がゴロゴロだし、実弟にいたっては東大法学部である。だから「俺、慶応にしか入れんかった…」という意識がけっこう強い。

氷河期世代のすごいところは、このレベルでも就職活動は全滅だったということだ。

夫氏だけでなく、私の周りには早稲田慶応クラスでまったく就職できなかった人がチラホラいた。

 

  私は、氷河期世代早慶クラスの人々が、今の学生と比べて劣っているとはとても思えない。むしろ人が多かったぶんだけ、高いポテンシャルは持っていたと思う。

夫氏は大学を卒業して、非正規の社員になって、それから30歳すぎるまでずーっと非正規だった。これが夫氏の人生にとってかなりきつかったのは言うまでもない。

 

  氷河期の就活はもう本当に特殊で、あちこちの会社で「落とすための面接」をやっていた。着ている服が気に食わないとか髪型が駄目とか、暑いからジャケットを脱いだ、出されたお茶を飲んだとか、しょうもない理由で人がゴミのように捨てられて行った。私の友人には、「太っているから」という理由で落とされた人がいた(※この人は大学は京大)

はっきり言うと、このとき、日本の産業界が失った人材の損失はかなり大きなものだと思う。学歴に関わらず氷河期世代にも優秀な人材はそれなりにいたはずなのだ。

 

一方、激しい就活戦線を勝ち抜いても、激務で鬱病になる人とかもいた。こういう人を私は何人も知っている。「鬱になった」と言っても「俺もだわ」と返ってきてもまったく驚きもしない。

 

 私が夫氏と暮らしていて思うのは、夫氏の能力は全体的にすごく高いのだ。とくに国語の能力が高くて、まるで聞いた事のないような言葉を知っていたりもする。

だけど、夫氏には弱いところもあって、指示されたことを忠実に、かつ正確に的確にこなすことはできるのだが、なにかを生み出すということがどうにもできない。いわゆるクリエイター気質とはかなり違うところにいる。

だが最近の会社では、クリエイティブなところを評価されるところが多いし、夫氏が行きたかったのはそのようなことが重視される業界だった。だからここで歯車が噛み合ずにここまで来てしまった感じがある。

あとから思えば、20歳そこそこで自分の強みとか総合的な能力、自分の立ち位置とか、そういったものをしっかり把握できている人のほうがよほど少ない。やりたいことがはっきりしているとか、この業界にどうしても行きたいとか、俺の強みはこれだ!というのがはっきりした人はけっこう強い。

 

 宝塚市のニュースについたブコメに、「この程度の給料で」というブコメがあったが、それは違う。氷河期世代が求めているのは安定した雇用なのだ。

 氷河期をまざまざと見ていた私は、あの当時、一時的にでも公務員の数を増やして優秀な人材を公務員として雇用していれば、少子化は少しでも違っていたのではないかなと思う。

 

こんな増田もあった。

anond.hatelabo.jp

でもこれ、よく読めばわかるんだけれど、貧乏なことが本質的な原因ではないと思う。

私は殆ど零細企業かつ拘束時間の長い業界に勤めているので、育休なんてとれないか妊娠したら辞めるしかない。

出産後の再就職も朝から働いて定時が20時なのが当たり前の業界からフルタイムでの勤務は家事育児との両立が難しく感じるので子供が一人で留守番できる年になるまではパートで働くことになるだろうし、そもそも保育園競争率も高い様子なので預け先が見つかるのかもわからない。

(太字は筆者による変更)

 

 明日寝る場所がない、食べ物がない、みたいなレベルの貧困ではないから、つくれない理由はおのずと「不安定だから」ということになる。要は、立場が不安定なことで、子どもを作ることに踏み切れないのだ。

 

  かつて、ベビーブームがあった頃の日本というのは公務員が実に多かった。私の祖父や親戚のおじさんたちもそうだが、高等小学校卒(=いまの中卒=15歳)でも公務員になれた。15歳で、高い学歴や立派な資格がなくても安定した職にありつけた時代があった。日本経済が成長途中で、とにかく人が足りなかった時代だ。

たばこも塩も専売公社でほぼ公務員だったしNTT(電電公社)もそうだ。国鉄もそうだし、インフラ関連職種の多くが公務員だった。その人たちはやはり立場が安定していたのである。だから子供を作ることができた。

風向きが変わったのはやはり国鉄解体あたりからだと思う。

 仮に昔の日本が、今のように非正規が多く、5年後がどうなっているのかわからないという立場の人が数多くいたとしたら、ベビーブームがそもそも起きていない可能性もある。

少子化をどうにかしたいのであれば、もう小さな政府路線をいいかげんにやめるべきだと思う。

 

 

なんだか適当になってしまったが、雑記だからこれでいいのだ。

最後に昭和時代の映像でも貼って終わりにする。

別に昭和ノスタルジーに浸りたい訳ではないけれど。

 

www.youtube.com

 

 

 

 

おわり。

 

 

 

アスペ人のこだわり~洗濯編~

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 このノートは私がまだ学生時代になかば趣味でこつこつと作っていたノートである。手のひらサイズで、全部びっしりと書き込んだものが3冊ある。

私は医療系学生だったから、中身は基礎医学なのだけれど、このノートを作ると覚えることができて、なんとかなったので重宝した。

これを同級生とか友達に見せると「これすごいな!」「まじめ!」とか言われたりしたが、自分の性質が客観的にまだよくわかっていなかったから、私は自分のことをまじめだとはほとんど思っていなかった。

 

 

  私の母は発達障害者ではなく、またこだわりが強い人でもなく、家事も料理もかなり適当な人である。だから、私は子供の頃に着させられる服が、生乾きでクサイことに大変なストレスを感じていた。後から思えばこれは自分が持つ「感覚過敏」の特性であって、当時の私は、なぜ生乾きの匂いを気にしない人がいるのかがまったく理解できなかった。そのくらい、生乾きの匂いは不快だったのを今でもありありと覚えている。

 …というわけで、今日は、洗濯へのこだわりを書いてみます。「主語が大きい」とか言われそうですが、もちろんすべてのアスペルガーさんがこのようなこだわりを洗濯に持っているわけではありません。

あと、我が家の洗濯機は別に特別なものではなく、2011年に夫が購入したものを使い続けています。

 

■下準備

洗濯物をわける。

 ・濃い色のもの。染料の性質的に赤は濃い色に分類

 ・綿類、タオルなどと、淡い色のもの

 ・シフォンなどの特別な布

 ・下着と靴下

 ・夫のワイシャツなどの完全に白い布

必要なものはネットに入れておきます。

 

■洗濯編

うちはこの洗剤をずっと使っています。

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買っているのはデカイやつを買ってます。

store.shopping.yahoo.co.jp

 なんでこのせっけんを使うようになったかというと、アタックとかの白いさらさらしたタイプの粉せっけんは一緒に漂白剤が配合されていることが多く、白いものは良いんですが、使い続けるうちに色物がどんどん漂白されてしまうらしいんですね。

あと、匂いがきつくて使えなくなって、あれこれ試した結果この洗剤に落ち着いて、もう10年くらいこのせっけんを愛用しています。

あと、いわゆる普通の粉せっけんって、すごい布がごわごわになるんですよね…(だからセットで柔軟剤買ってくれという戦法なんだと思うんですけど)

自分は嗅覚過敏がひどいので、最近の強い香りのついた柔軟剤はどうにもだめです。くしゃみが出たり、のどが腫れたり等のアレルギー症状が出ます。ものすごく苦手です。

 

■洗濯編 2

 上の項でわけた洗濯物はそれぞれに洗濯の方法が違うんですが、それを説明すると膨大になるので、ここではタオル類の洗濯だけを記載します。

 ・酸素系漂白剤を大さじ1杯ほど入れて、洗濯機をまわす(このとき使うのはお湯)

  ・10分ほど放置したのち、いったん水だけを落とす

  ・再び洗濯、水を適量入れ洗濯せっけんを投入する

  ・自分は柔軟剤は使わないので、かわりにクエン酸を投入する(小指の先くらい)これは洗濯が終わってすすぎのときに入れる(ので、15分のタイマーをセットしておく)

 ・クエン酸を入れすぎるとべたべたになるので、1週間に1度くらいで十分である

 ・かならず色の濃いものから洗濯する、次に淡い色のものを洗濯。

 ・脱水は少し多めにかける 

 ・ワイシャツなどはあえて脱水少なめで取り出す

 ・部分汚れに一番良いのはやはり手洗い。手洗いを面倒くさがらない。ウタマロせっけんあたりでかなり落ちます(手洗いのあと、洗濯機で洗う)

 

酸素系漂白剤はCOOPのこれを使っています。

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これ以外に、「マグちゃん」という製品も使っています。マグネシウムの働きで殺菌ができるそうです。

 

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https://www.hosho.ne.jp/business/productsmag/

 

…なんか書いてるだけで疲れてきました。

でも、これを実際に毎日やっています。

しかし、この方法だとほとんど洋服が色あせる事もなく、洗濯ものがすごく柔らかくて着心地が良いのです。だから同じ服を10年くらい着ていたりします。

 

■干す編

洗濯物を干すときのチェック項目は下記になります。

 ・ぬれた洗濯物を触る前にかならず手を洗う(手から雑菌がうつるので)

 ・タオルはなるべく空気を含ませてバタバタさせてから干す(タオルの向きを変えてバタバタする、回数までマイルールがある)

 
 我が家は部屋干ししているので、どこにどうかけたら一番効率がいいとかここはタオルだとか、洗濯ポールにハンガーをかけるときは等間隔でないと嫌だとか、すっごい細かな決まりがありますが割愛。あと、ワイシャツを干すハンガーだけ違うとかいろいろあるんですけど、このあたりも割愛します。

我が家は今の家に引越してきてからずっと部屋干しなのですが、洗濯物がにおったりとかはほぼありません。(洗濯物がにおったときは逆性せっけんで消毒しています。)

 

■たたむ編

 ・小さなはさみを用意して、糸がピョコンと出たところを見つけたらすぐに切る

 ・タオルはバタバタさせてからたたむ(柔らかくなる)

実は、服から糸くずがぴろんと出ていると、本人はあんまり気づかないんだけれど、見るとすごくみっともないんですよね。なので、いつのまにかすごく目を光らせるようになってしまって、タオルからちょっと出た糸とかも、洗濯物をたたむときにすべて切るようにしています。

あと、我が家は私が感覚過敏のために、同じ服を長時間着られないので、洗濯物は二人暮らしのわりにけっこうな量になります。ほとんどが私の服です…

 

なんか、いつも無意識にやっていることを文章にしてみたらすごく疲れてしまいました。

洗濯のあいまに料理を作ったりしながら家事をやっていってるわけなんですけど、うーん、そりゃたしかにこんだけ神経使っていたら疲れるわな。

いわゆる、神経質系アスペさんの生活でした。

 

 

 

 

おわり 

アスペ人のこだわり

先日、このような記事を書きました。

nenesan0102.hatenablog.com

すると、なんと!

猫P先生がこんなコメントをくださっていたではありませんか。

雑文と朝ごはん - けっこう毛だらけ猫愛だらけ

すごい!うちの近くに住んでらっしゃったら、私の休み中の食事を作るバイトでもしてほしかった。

2019/09/18 22:29

b.hatena.ne.jp

これはじつに嬉しかったです。

褒められて嬉しいし、ありがたい。

 

 ところで以前から書いていますが、私はアスペですから、このようなことを言われると舞い上がると同時に、「もし本当にそうなったらどうしよう」とかいうことも考えてしまいます。良いのか悪いのかわかりませんが、料理に対してのこだわりがものすごいのです。

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以前、知人が家に来たときに、たまたま作っておいた紅白なますがあったので、お裾分けしたことがありました。 知人は家へ帰ってそれを食べ、これまでになかった味に衝撃を受け、再現を試みたがどうにもできないと。それで私にメールでレシピを聞いてきたのですが…

実は、この紅白なます、私自身が好きなため、ものすごい改良を重ねて今の形に落ち着きました。

まず、こだわりポイントとしては、

・大根とにんじんはスライサーで切った方が口当たりがいい

・大根も人参も、繊維を断ち切るように切る(食べやすい)

・にんじんは、大根よりも硬いため、若干厚みを薄くする(0.2mmくらい)

・塩を振って水分を出すが、その後、なるべく塩気を抜く(塩味が残っているとくどい味になる)

・酢はかならず二種使用(味に深みが出る)

・酢を割る出汁は新しいもの

・こんぶは特定のメーカーの決めたものを使う(安こんぶを使うとくさみが出る)

 

スライサーは、「ベンリナー」という、なんともいえないネーミングのものを使っています。もう何年も使っていますが、このスライサーほどに便利なスライサーを私はほかに知りません。

www.benriner.co.jp

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 なますを作るときは替え刃の中刃を使っておりまして、サイズをはかると中刃は3ミリでしたので、3ミリ×厚み3ミリ〜2.5ミリくらいの大根を切っていることになります。人参はそれよりも若干、おそらく0.2ミリほど薄い感じになります。

このような0.1ミリ単位での調整ができるのがこのベンリナーの良いところで、これのおかげで大変助けられています。ここでアフィリエイト?でも貼ったら何人か買うのかしらん。

ちなみにこれ意外にも、めちゃくちゃ細切りのできるスライサーを別に持っています。なんでかというと、ベンリナーで微妙にできないサイズがあって(幅が2ミリ)、それで人参サラダとかの細切りするとやっぱりうまいんですよ。ほとんど使わないんですけどね。

それにしても野菜スライサーは、「ネギー」とか「キャベツー」とか、わかりやすいんですけどね。ネーミングがいい。

www.hotpepper.jp

 

 

そういえば昔、これらなますとか柚子大根とかの作り方を記事にしたことがありました。

nenesan0102.hatenablog.com

 この記事の中には書いていないんですけど、ゆず大根のレシピに「大根を拍子切りにし」とか書いてますけど、太さが1センチあると駄目なんです。7ミリ〜8ミリじゃないとだめなんですよ。味が違うんです。このブログにはそうは書いてないけど、だめなんです。だから自分がつくるときは7〜8ミリに統一して、さらに面取りをしています。自分でもあーこだわりが強いなぁと思います…。

 

 これは余談になるのですが、かつて自分が作ったゆず大根の中で最高においしかったものがあります。それは、古い知人であるAさんがくれた柚子で作ったものでした。

このAさんは市役所の公園課に勤めていたれっきとした公務員なのですが、植生の知識が豊富にあり、非常に頭が良くてさまざまなことに詳しい人でした。

  Aさんは自分が管理する公園の目立たないところに柚子の樹を植え、自分で柚子の樹を交配して実験、それがうまいこと採れたからあげる、と、これまでに見たことのない柚子を私にくれました。この種がもともと既存であるのか、完全にAさんの手によるものかはもう昔すぎてわからないのですが、非常に香り高い柚子で見た目もちょっと市販のものと違いつるっとしていて、こんな柚子があるのか!とびっくりしたものです。

これって職権乱用じゃないのwと思ったりもしますが、市の公園にどの樹を植えるかは市役所の人が決めることだし、豊富な経験と知識、業績があり、定年間際でそれなりの役職にいたAさんはやりたい放題していたと推測されます。ちなみにAさんはすでに公務員を定年退職しており公園の樹も証拠隠滅をはかっているので、もうこの柚子を私が手にいれることはできません (残念)。

 

  おっと。ちょっと話がズレてしまったのですが、自分がもし、どこかのおうちに家事代行しに行くことになったら、こだわりすぎておそらくつぶれてしまうでしょう。

自分はもともと発達障害で、処理速度はかなり遅いのです(IQ68)。だからモタモタとやっています(※モタモタやらないと脳に負荷がかかっておそろしいことになります)

 

 当たり前の話ですが、もし商売でやるのであれば、いかにして利益を出すかを優先せねばなりません。ところがこだわりが強すぎてそういうことがうまくできない。

紅白なますだって買ってきたのを皿に出せば早いし楽だし安いかもしれない。だけどどうもできない。

アスペルガーの人はいつも自分ルールを持っているのが常ですが、譲れない。どうにもそのへんがだめです。ただ、それを許せる人であれば大丈夫なのかも。

 

これまた余談になってしまうのですが、私はアスペルガーの人の困った特性のひとつに、「自分ルールを他人に押し付ける」というところがあると思っています。

逆に、自分ルールをかっこたるものとして持っていても、それを他人に押し付けたり、他人が同じように振る舞うことに腹を立てたりしない人もいます。こういう人畜無害系のアスペルガーの人もいます。

 

 ちょっとどうでもいい内容でしたが、嬉しかったので書いてみました。

ちなみに、出汁を自分で取るまではしていなくて、このような簡易タイプの出汁パックを使っています。これを冷やしたものをなますなどに使うと美味しいのです。

ご参考にどうぞ。

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【追記】

nkobi1121.hatenablog.com

   猫P先生がこのことを記事にしてくださいました。ありがとうございます。

今回なますとか柚子大根を例に出していますが、私は料理全般にこだわりがすごくて、そんなわけだから、たいていの料理はそこそこ美味しいです(自分で言うな)

しかしながらアスペルガーの人は、いわゆる情報の取捨選択ができません。だから私はいつもものすごい情報の量に押しつぶされそうになりながら生きています。

さらに言うとこだわりがあるのは料理だけではなく、他にもこだわりがすごくあるし、それが遂行できないとものすごい強いストレスとなります。

アスペ人は根がものすごく生真面目な人が多いですから、もし私が料理人をすることにでもなれば、最高の料理を提供するために自分の身をけずってまで極限まで頑張ってしまうような気がします。

  発達障害の人は体のあちこちに不具合をかかえている人も多いのですが、もしかしたらこういう形でストッパーがつけられているのかなと思うくらいには無理をしてまで、与えられた任務を果たそうとするのではないかなと思います。アスペルガーの人はとくに。そんなことを考えたりしました。

 

 

おわり

 

 

雑文と朝ごはん

  まず雑文から。

  8月に比べてかなり落ち着きを取り戻しました。(その節はご迷惑おかけしました。)

現在は薬も前と同じものに変え、精神的にも落ち着いています。

 

  8月は振り返ってみると3/4くらいは寝込んでいる感じで、さらに言うと闘病のために2〜3キロ痩せました。そのため自分としては、しばらくは何を食べても肥らないぞ、肥っても許容範囲だぞということで、自分で実験のようなものをしたりしていました。

結果… 私がもっとも肥りやすい食べ物はドーナッツでした。

天ぷらは好きでよく食べるんですけどね、そんなに肥らないんですね。

ドーナッツは、エルビスプレスリーが過食しちゃってすごいデブになっちゃって有名でしたけれども、肥りますねえ。でも個人個人で体質の差がありますから、私が、「糖質+脂質」が肥りやすいというタイプなだけで、ここは違う人もいると思います。

ただ、私が食べたのはドーナッツ2個程度で、昼間に食べました。2個でも「うーん、もうええか」という感じだったのに、2個であきらかに肥りましたから。ドーナッツってすげえ。

コメダ珈琲の「ジェリコ」という飲み物も飲んでみました。(こういうのはふだんは飲みません)

 

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出典 http://www.komeda.co.jp/menu/drink.html

 やー、すごいですね。カロリーがすごそう。私も飲みましたが夫が嬉しそうに飲んでました。ふだんこんなすごいものを飲みませんから、ちょっとスペシャルな体験でございました。美味しかったです。

 

 

  さて、タイトルにもある「朝ごはん」ですが、最近、夫の朝ごはんをかなり大幅に変えました。以前は夫は朝ごはんにはバナナ一本だけを食べて会社に行っていたのですが、その後、「フルグラ」というかなり甘みの強いシリアルを好んで食べるようになりました。このシリアルが甘い!かなり甘いので、私は夫とはまったく別の朝ごはんを食べるのが常でした。

夫が鬱になって気がついたのは夫が四六時中甘いものばかり食べていること。

体重も10キロ近く増え、以前とは体格が変わってしまいました。私が寝たあとにチョコレート一個まるごと食べてしまったりしているので、これはちょっと…という感じで。

糖分依存状態になっているのではないか?と考え、朝のシリアルをやめることにしました。(このあたりは医師とも話し合いの末に決めました)

参考リンク

www.daiwa-pharm.com

 

  余談ですが、私自身も糖依存におちいっていた時期があります。気持ち悪くて仕方なくて、自分自身で食生活を見直して朝食に摂っていたパンをすっぱり止め、低GI値の食品を朝に摂るように変えました。半年ほどで改善してきたように思います。

 

朝イチで砂糖やシロップが使われた甘々なものは食べないこと。

糖質が腸に到達する前に繊維質を先にとること。

 

白米摂ってるので厳密には糖質はあるんですが、GI値的にシリアルより良いだろうということで、朝ごはんの変更をはじめました。

 

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9月はじめくらい。肉じゃがの残り、オクラの和え物、とうもろこし、大根と油揚げのみそ汁。

 

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あじ焼き、枝豆、豆腐とねぎのみそ汁

 

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鶏つくね、切り干し煮、トマト、豆腐とみょうがのみそ汁、たくあん

(鶏つくねは自家製冷凍)

 

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きのこご飯、卵焼き、紅白なます、ほうれん草和え物、きんぴらごぼう、かぼちゃのいとこ煮(私のみ)

 

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しそ入り卵焼き、きんぴら、きのこご飯、わかめ豆腐みそ汁、しば漬け

 

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鶏肝煮、卵焼き、きゅうりの酢の物、豆腐なめこみそ汁、ぬか漬け

 

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ウインナー焼き、きんぴらごぼう、切り干し煮、たまごとニラのみそ汁、ぬか漬け

 

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ねぎ入り卵焼き、切り干し煮、きんぴら、白菜と油揚げのみそ汁、ぬか漬け

 

 

朝ごはんのポイントは、

・動物性タンパク質を必ず摂る(満足感のため)

・繊維質を入れる

・ぬか漬けをなるべく摂る(乳酸菌のため)

…というのをポイントにしています。

 

 で、やっぱり朝から作るのってしんどいじゃないですか。

なのでできるだけ冷凍食品を活用してます。

ポイントは、

・きんぴらは便利!

・冷凍野菜も使える(インゲンとか)

・ごはんも冷凍のもの(炊いたごはんを解凍したほうが電気代が安いらしい)

・酢の物(なます)などは2〜3日持つ

・みそ汁めんどくさい。もっと手を抜いてもいいかも

・卵豆腐、パックの煮豆、味のついた缶詰の魚なども常備しておくと便利かも


 時短のためにはやはり冷凍食品活用です。

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たとえばこれはきんぴら(人参が入っていないタイプ)を小分けにして冷凍する前の状態ですが、こんな感じで冷凍します。

きんぴらは冷凍してもあまり味が変わらないので良いです。カップ一個分で2人分の小皿ひとつになります。作ったものを冷凍しておけば新しく食材を買わなくて済むし。

人参入りのほか、牛肉と煮付けたものとか、いろいろなおかずが作れます。これらも冷凍保存可能。

 

 ■

 

 この朝ごはんに切り替えて、夫の糖依存が少しずつ変わってきました。モヤモヤした感じが少しずつ減りつつあります。

しかしながら、毎朝これを作っているのはかなり大変。

いかにして手抜きと冷凍化ができるか…

みそ汁の手抜きがしたい!

 

とりあえずあとしばらく模索してみます。

 

 

おわり