けっこう毛だらけ猫愛だらけ

いつもニャーニャー鳴いています。

子供と女性の体力

まず雑記から書きたいと思う。

ここ数日、タイトなスケジュールが続いて、先日は寝込んでしまった。起きたら夜7時だった。寝込むだろうなと思っていたのでそれは良いのだが、私は年間を通してみると、だいたい3〜4日に1日、寝込んでいる。その間は何もできない。死んでいるのとほぼほぼ同じである。だから他の人の何分の一かしか人生を生きていない気がする。

このような体だから、まともに働けたことは、自営業をしていた5年間のみで、その間も普通の人が稼げる額の半分ほどしか稼げなかった。だから生きてくいくことをあきらめようとしたわけだが、体が弱いことは生きて行くのに非常に大きなハンデキャップである。自分の場合はこの体が虚弱なことは発達障害、すなわち脳から来ている。

体が動くようになっていちばんはじめにしたこと、それは掃除であった。

動けないと部屋が荒れる。部屋が荒れると心が荒れて来るのだ。

 

ところで、先日こんな記事を見かけた。

style.nikkei.com

私のまわりには、まさにこのスタイルをこなしているカップルが複数いる。

いずれも高学歴で、女性のほうは福利厚生がしっかりしたホワイト企業につとめている。すごい、としか言いようがない。

だが、これは女性の方が相当賢く立ち回らないとそもそも成立しないのである。

 『新卒の時点で、産休、育休取得が可能な企業に正社員として入社する

というのが、そもそもハードルがかなり高い。

さらに言うと、

 『出産可能な年齢のうちに、家事育児を手伝ってくれるパートナーを見つけて結婚する

のが第二のハードルである。さらりと書いているが実際は相当に困難だと思う。しかも正社員として働きながら、である。だからおのずと相手は同じ会社の社員とか、仕事で知り合った人とか、大学生のときから付き合ってましたとか、そういうのがお相手になるわけである。

一方、夫の稼ぎが良く、専業主婦を続けながら子供を2〜3人産むという人もいるが、昨今は稼ぐ人がかなり少数になってしまったので、この座をゲットした女性はかなり幸運な人であろう。

子供を産んだあとも子育ては終わらないので、働いている女性は育児所や保育所に子供を預けて働くわけだが、これも送り迎えがあったり、何かと大変なわけで、これを左右するのは母親の体力にかかってくる。

100年人生の共働き 妻は正社員、夫の家事育児が鉄則|マネー研究所|NIKKEI STYLE

共働き正社員に耐えうるだけの体力のある♀個体がそこまで大多数じゃないんだよな。祖父母の助けを借りられない人もいるし、子供に障害が出る場合もあるし。そこまで強い人ばかりでもないのが現実だと思うよ

2018/09/11 02:47

b.hatena.ne.jp

一般的に男性よりも女性のほうが体力がないと言われてはいるが、それを上回るのは個体差であって、なみの男性をはるかに上回るスタミナを持つ女性というのも存在する。

自分のまわりを見るかぎりでは、子供を複数産んでいるのはこのタフなタイプの女性で、まぁまずタフでないと出産に体が耐えられないので、結果としてこのような形になったのかなと思っている。

100年人生の共働き 妻は正社員、夫の家事育児が鉄則|マネー研究所|NIKKEI STYLE

マクロで見れば世の中の産業構造的にも、或いは個別で見れば夫婦共々に健康でいくらか有能である前提でないと、成り立たないのに「鉄則」。恵まれた人にだけの鉄則なのか、遍く適用されて社会が滅びるか。

2018/09/11 01:50

b.hatena.ne.jp

 

少し前に、千葉県の人と直接話す機会があった。千葉県では少子化などというものはどこ吹く風らしく、3〜4人子供がいる家庭もまったく珍しくないそうである。

皆、高卒で結婚して、若いうちからぽんぽんと産むらしい。東京との違いをしみじみと感じてしまった。千葉県で子供をぽんぽん産む女性というのは、正社員として働いているのだろうか。疑問ではあるが、正社員を続けながら4人の子を産むことができたとしたら、すごく有能な女性だという感じがする。

 

それにしても昨今はなんと女性に求められることが多いのかとため息が出る。

世の中はそんなに有能な女性ばかりではない。だからおのずと少子化になるのも無理はないなという感じである。ごく普通の人は、普通に子供を持てるようになってほしいと願ってしまうが、それは限られた一部地域の話なのだろうか。

 

 

ちょっと尻切れトンボであるが、おわり。