けっこう毛だらけ猫愛だらけ

いつもニャーニャー鳴いています。

不惑になって思うこと

相変わらずの文章垂れ流しをします。中盤少し鬱ぽい記述があるかもしれないので、いやな人はリターンしてください。

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少し前になるが匿名ダイアリーでこんな増田があった。

anond.hatelabo.jp

 私は同じく40代なのだが、実はこの増田と同じことを私も思っていた。それどころか、私は増田とは違って子供がいないので、正直、親を看取ったらもうさっさと死にたいなーくらいの感覚だったりする。子供がいたら「成長を見届けたい」とか「孫を見てみたい」とかがあったりするんだろうけれど、私の場合それらはほとんど叶わないので、それほど長生きしようとかいう感じもない。

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 そこそこ長く生きていると、同じ人の人生をも同時に見ているわけで、「この人はこういうタイプの人なんだな」というのがわかってくる。「どうもこの人はタイミングが悪い人だな」とか、「貧乏クジ引きやすい人だな」とか、努力とはまったく別の次元で、なにかの大きな流れみたいなものが働いているのを感じるときがある。

私はここぞという大事な場面でプレッシャーから体調を崩してしまうことがトコトン多くて、さすがにそれが重なるともう変な挑戦はやめとこうという感じになるし、先方に迷惑をかけないためにはじめからリスキーな行動はしない。

こんな調子だ削ぎ落とすかのように自己肯定感がなくなっていって、体調が安定した人とはかなり大きな差がついてしまう。知人の多くは体調が安定して働けている人なので、40代ともなるとキャリアの差が激しくついてしまって落差がすごい。

しかし40代ともなると自分がポンコツなのはすでによく知っているから、それほど大きく落ち込むことはなく、なるようにしかならないという諦めを持ちつつ生きていたりする。

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 最近見かけたツイッターであったやつ。

ただ、この漫画を読んで私が思ったのは、私みたいな強烈な無能人間からすると、「手を抜いても遂行できる」というのは、それだけその人の能力が高いんじゃないかと思うんだ。本当に無能だと、人が見ている見ていないに関わらずどんだけ頑張っても仕事が終わらないし、失敗を繰り返したりして周囲への迷惑のかけっぷりも半端ない。

私も本当に生真面目なタイプなんだけれど、すごく真面目なのに周囲に迷惑をかけてしまうというのが身を切られるように辛い時がある。中高年引きこもりとか、そのタイプの人ってこういう、「真面目だけど働くと周囲に迷惑をかけてしまうのでだんだん居場所がなくなって、結果的にそうなってしまった」という人も多いんじゃないかなと思う。

私も今、引きこもりに近いような生活を送っているけれど、生真面目なところも体調が安定しないことも自分が選んでなったわけではない。ここは自分に科せられた業なんかなと思っていたりする。 

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  私が、「人生ってかなり運なんじゃないか」と思ったのは、とあるニュースを見たことがきっかけである。

甲子園に関するニュースで、とある学校がお昼に寮母さんの作ってくれたおにぎりを食べたところ、多くの部員が食中毒を起こしてしまい棄権して敗退したというのがあった。このとき、たまたまおにぎりを握った人の手に傷があってその傷に絆創膏を貼っていたらしい。その状態でおにぎりを握り、さらにはおにぎりが冷えないようにとわざわざケースにお湯を入れたペットボトルを一緒に入れて保温していた。

それを食べた部員がバタバタと食中毒に倒れた。部員は誰一人悪くないのだが、あっさりと敗退が決まってしまった。試合をやり直すわけにはいかない。これまでの苦労が完全に水の泡である。寮母さんは部員たちを食中毒にしようなどとは思っていない。むしろ温かいままでおにぎりを食べてほしいという思いやりが皮肉にもこの結果となってしまった。部員からすればここまで忸怩たる思いというのもないだろう。中には「これが最後」という人もいただろうから、部員たちの悔しさたるや想像するだに泣けてくる。

しかし現実は残酷だし待ってもくれない。このあたりから、人生って運の要素がかなり大きいんじゃないか?と思う感じになった。

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 10代、20代くらいのときは自分の事ががうまく客観視できない。頑張ればもうちょっとイケるんじゃないかと思いがちである。とくに私のような発達障害の場合、見た目が普通なので自分がポンコツなことがわからない。周囲ももちろんわからないので色々な仕事を振ってきたりもするのだが、どうしても上手くいかない。

私はこの外見とのギャップに散々苦しめられた。

ところが40代ともなると全体的に雰囲気が落ち着いてきて、タフそうに見られることがかなり減った。これはものすごくホッとした。人は視覚が強い生き物だから、呪縛から解放されたような感覚も持っていたりする。

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 発達障害は、当事者がどうそれを捉えるかというのは人によって違うのだけれど、やはり健常者の人には届かないというものはあって、なんとかそれを受容しながら生きていくしかないのだろうと思う。

自分の人生というのを振り返ってみると、なんだかもう病気のオンパレードで、ちょっと笑ってしまうくらいなんだけれど、これはこれで仕方がない事だなと受け入れていくしかない。

yumemana.com

 私自身は子供の頃から感受性が強い子供だったんだけれど、このサイトだとHSPアスペルガーは別のものだとはっきり書いてあるんだけど、私はIQの高低差が凸凹がすごいし、一方でHSPも確実にあるんだよなぁ。なんなんじゃこれは。アスペルガーかつHSPというタイプなのだろうか?

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それにしても40歳でやっと人生の折り返し地点?なんだかとても信じられない。

私は自分が一般的な平均寿命まで生きるとはとても思えないけれど、40歳だとこれからやり直しとかほとんど無理なのに、それを抱えたまま長く生きなきゃいけないのもしんどいと思うわー。

スピッツの『楓』という曲に「人と同じような幸せを信じていたのに」っていう歌詞があるんですけど、40前後だとこういう風に思って生きている人とか結構いそう。

www.youtube.com

ようつべ貼るのってダメなんでしたっけ?ダメだったらあとで消します。

 

とりあえず自分は「ポンコツな人」としてこれからも生きていきたいと思いますが、やっぱり限界がきたら安楽死したいと今でも思ってます。

 

 

なんか適当な文になってますが、おわり

めんどくさい人の話

今日のエントリーは『面倒くさい人の話』です。半分愚痴なので嫌な人はリターンで戻ってください。

内容は、前回のエントリの続きです。

前回のエントリはこちら

nenesan0102.hatenablog.com

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さて、先週の金曜日、本当にコヤツのTNR作戦を決行した。

何しろ初めてなので、そんなにうまくは行かないだろうなと思っていたら、本当にうまく行かなかった。

次の日の朝、Cさん宅に捕獲器を引き取りに行った。

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完全に空っぽの捕獲器。餌もそのまま。

後から色々わかったが、コヤツはとにかく行動範囲が広すぎて神出鬼没、捕獲器のそばにすら近寄っていない可能性が高かった。去勢していないオスの行動範囲は3キロほど、繁殖期には5キロにもなる場合がある。コヤツは大型のオスなので、5キロくらいを移動している可能性もある。

 

金曜日、私はCさんから連絡をもらっていた。最近コヤツがほとんどうちに現れないがどうしますかというメールだった。しかし動物病院には予約を入れてしまっているので一か八かでやらせて欲しいとお願いしてCさん宅に伺わせてもらった。

Cさん宅は完全に大豪邸であった。不動産価格のことはそんなに詳しくわからないが、敷地面積が300坪くらい、このあたりの相場から考えると数億はくだらないと思う。

Dさんというおばちゃんが、「あんなすごいお屋敷に住んでるのになんで私たちが…」とこぼすのがよくわかる大豪邸だった。

Cさんのおうちにお邪魔させてもらったら、裏庭に猫用のベッドがいくつも置いてあって猫が寝られるようにしつらえてあった。Cさんはコヤツに『きなこ』という名前をつけてご飯をあげていた。正直そこまでするなら不妊手術もしてくれ!と思ったが、Cさんには不妊手術をしなければマズイという感覚は完全に皆無だった。

Cさんの感覚のズレや慣れない捕獲とその準備で私のストレスと疲労はピークで、もう本当に疲れがすごくて、イライラがすごかった。普段それほどイライラしないタイプなので自分でもびっくりするほどイライラしていた。

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さて、ここからが『面倒くさい人』の本題である。

私がTwitterで「捕獲に失敗してしまいました」ということを載せていたら、70代の女性であるEさんという知人が、『マタタビを使えば良かったのに』というリプライを送ってきた。このくらいのリプライなら普段ならスルーしているのだが、調子が悪くどうにもスルーできない。『マタタビを使えば良かった』とは言っても、Eさんは一切費用を出すわけでもなく何一つ手伝いもしない。費用を出すのも動くのも当然こちらである。Eさんは口を出すだけ。その事がひどく私をイラつかせた。

スルーすれば良いのに、あんまり頭にきたのでこちらも糞リプライを送ってしまった。

 

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まぁ、こんなリプライを送れば当然なのだが、DMで長文の反論がやってきた。

 

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私はEさんのこのメールの真意がはじめわからなかった。というのは、Eさんの言葉は、言葉通りには受け取ってはいけないのだ。

 

 『私でなくとも何方かに相談しましたか?』

 →これは、『なんで私に相談しないんだ』という意味である。Eさんに相談した上で、Eさんの意見に従えという意図が隠されている。

 

 『ノラ捕獲についても色々な意見があり必ずしも賛成ばかりでは有りません』

 →これは『私は反対なのよ』という意味である。その前にある『9年間お世話して』というのは、『あなたよりお世話歴の長い私は上なのよ、だから私の言うことを聞きなさいよ』というマウントである。

 

ところが私は立派なアスペルガーである。だからこのEさんのオブラートに幾重にも包んだ表現がさっぱりわからなかった。

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少し話がさかのぼるのだが、去年の夏、別の雄猫がコヤツに襲撃され大怪我を負ったことがあった。この時、私が負傷した猫を保護し、別の友人と一緒に病院に連れて行った。

しばらくすると、Eさんから『あなたの行動に不満を持つ声があるようです。ちらほらと聞こえてきますよ』というメールが送られてきた。もうお分かりであろう。不満を持っているのはEさん本人なのだ。

ところが当時の私はこの曖昧な表現がまるでわからない。Eさんのメールにびっくり仰天して、「私に不満を持つ人がいるんですか?!なぜ!?」とあちこちに聞いてまわった。そして、とある人がスマホを持っていないので保護された猫のことを心配しているという話を突き止め、てっきりEさんのいう『不満』がこの人だと勘違いしてしまったのである。

私はEさんに『私に不満を持つ人って○○さんですよね?写真を見せて元気なことを伝えたら安心してましたよ〜!いやー、良かったです!』などと返信していた。

まさに天然アスペ…というよりは、Eさんの表現がわからなさすぎる。

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 話が戻るが、私は今回のコヤツの捕獲作戦については色々な人に意見を聞いた上で作戦決行に踏み切っている。このゴタゴタのあと、別の猫仲間のFさんと話す機会があったのだが、

「Eさん、あの人実は捕獲に反対なんだよね。猫は自然に任せろっていうタイプの人なのよ。年配の人にたまにいるんだよね…。だから去年ねねさんが猫を保護した時も本当は嫌だったんだよ」

Eさんからしてみれば、私はなんて話が通じない人だろうかと憤慨しているところだろう。

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これはEさんに宛てて私が送った返事である。

今から思えば、Eさんの返事がないのが『反対である』という意味を持つアクションだったのだとわかるのだけれど、さっぱりそれを読み取れなかった。

Twitterのリプライの『マタタビを使えば良かったのに』という発言も、捕獲に反対なのであればなぜそんなことを言い出すのかも少し矛盾している。

 

 ここまで読んでいただければわかるだろうけれど、Eさんは面倒な人なのだ。だからこの人と付き合うのが疲れる。Twitterでクソ反論しているのは私なのだけれど、もういい加減にこの人の物言いにイライラしていたし、付き合うのがだいぶしんどくなっていた。公園の猫には8人ほどの人が関わっているのだが、Eさんほど厄介な言い回しをする人は他にいない。Eさんだけがこのようなよくわからない表現をしてくるのである。

 

Eさんとのやりとりで私が感じたのは、『なにこのクソ姑感』だった。

私には実際の姑(夫の母)がいるが、いやもう本当にEさんが姑でなくて良かったと胸をなでおろし、姑に感謝した。(M美さんいつもありがとう)

 

Eさんから、『あなたのご両親より歳上なのは私です』というエイジマウントがやってきたが、『え?私たち、ただの地域猫ボランティアですよね?そこになんで年齢が関係あるんですか?』と送り返してしまった。この後ブロックされた。

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 まさか捕獲作戦の決行がこのような結果をもたらすとは思いもよらなかったが、本質的に考えの違う人と気を遣いながら付き合っていくのはもう潮時だったのかもしれない。

Eさんと私は考え方がかなり違っていて、EさんがSNSに毎日のように地域猫の写真をアップするのが私は違和感があって仕方がなかった。猫の虐待や誘拐を招く可能性があるので何度もやめてほしいと申し入れたが、Eさんから見て格下の私に言われてそう素直に意見を聞くはずがない。むしろ私に従ったようで嫌だろうからそんな話を聞くわけがない。厄介である。

猫たちを本当に大切に思うのであればSNS地域猫の写真を公開するという恐ろしいことをすみやかにやめてほしいのだが、承認欲求を抑えることができないのだろう。

 

面倒な人だった。

あまりにも疲れすぎて3日ほど寝込んでしまった。コヤツの捕獲作戦も一旦中止になった。

 

 

 

 

おわり。

決戦は金曜日

なんと驚いたことに私がTNRというのを決行することになってしまった。

TNRというのは、 Trap(捕獲)、 Neuter(不妊手術)、Return( 元の場所に戻す)のことで、地域猫活動の本丸みたいな活動のことである。

もともと環境省が推進している取り組みで、野良猫の不妊手術を徹底することで、飼い主のいない猫の総数を徐々に減らしていこうという取り組みである。

www.doubutukikin.or.jp

 

今回のターゲット『コヤツ

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便宜上、『コヤツ』と呼んでいるのだが、このクリーム色の大きな雄猫を捕獲して去勢手術をして、さらに元いた場所に戻すという結構な大仕事が降ってきてしまったのである。

コヤツにもプライバシーがあるのでちょっと目の所にモザイクをかけておこう。

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 私が世話をしている地域猫のいる公園にこのコヤツが現れるようになったのが去年くらいなのだが、何しろ去勢していない大型の雄猫なので気性が荒々しく乱暴、元からいた猫たちを襲う襲う。公園の環境が良いので、できれば縄張りを奪いたいコヤツ。

私が世話している地域猫たちはすでに8年ほど前に去勢不妊手術をしているので性格が穏やかなのだが、コヤツは気性がもうとことん荒くて、まさにドラ猫といった感じである。

かつては雄の黒猫が頻繁にコヤツに応戦していたのだが、去年の夏、コヤツに歩けなくなるほどの大怪我を負わされた。この時は私が動物病院へ連れて行ったのだが、獣医さんにも「この子全身傷だらけだよ」とびっくりされる始末。黒猫には腰から足にかけて20センチ近くある引っかき傷などがあって指で辿るとゴツゴツとした傷跡が触れた。人間で例えるなら腰から足首まで一直線にざっくりと皮膚が切れている感じだから、これがいかに大傷だったかと言うのがわかっていただけるだろう。

先週はコヤツに夫が指を引っ掻かれて流血。すぐに洗うもしばらく腫れて大変だった。コヤツはすこぶる凶暴な猫なのである。

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(夫が載せて欲しいと言うので流血写真を載せます)

 

雄猫は去勢をするとだいぶ気性が落ち着くという。ぷりぷりとしたコヤツの立派なキンタマを見るたびに「ぐぬぬ…」という気持ちがどうにも拭えない。なんとかしてコヤツを去勢手術に持っていかねば今後も色々とまずいだろうと判断、ついにコヤツのTNRを決意した。

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 コヤツを動物病院に連れて行くにあたり、私は周囲の聞き込みを開始。よそのお家の飼い猫だと困るからだ。するとあっさりと近所に住む大地主のCさんが「ベージュ色の猫ですか?うちの裏でよく寝てますよ」。

この時点で、オイオイそれなら不妊手術させんかーい!って感じなのだが、Cさん、ご高齢のためなのかはたまた面倒臭いのか、不妊手術をするという発想が全くない

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 さて、捕獲には捕獲器が必要なため、私は近所に住むDさんという、TNRのベテランの方にその方の所有している捕獲器を借りに行くことにした。その時に教えてもらったのだが、Dさん曰く、「Cさんのところはもともと外飼いの猫が何匹もいてね。それを数年前に私たちで一斉に手術したの。あんなに大きなお屋敷に住んでるくらいなんだからいくらか払ってもらえばよかったわよ(笑)」という。

 

 

その後、またCさんとやりとりしてみてびっくり。Cさんは家の猫たちを手術してくれたDさんのことを完全に忘れていた。Cさんにとっては「なんだか知らないけど猫に餌をやっていたら知らないおばちゃんがやって来て猫を不妊手術させてまた持って帰ってきた」くらいの感覚だったのである。

家で定期的にえさをやって寝床までこしらてやっているが、Cさん一家には誰一人、「うちの猫だ」という意識がない。だから不妊手術をするつもりも全くないのである。

 

全国には、Dさんのような身銭を切って動く猫好きなおばちゃんがいて、Cさんのような人はその労力にフリーライドしているようなものなのだが、Cさんのような人々の意識を変えるというのはまず無理だろう。私も、Cさんの意識を変えるのは無理だろうと思っているので諦めている。

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今回は捕獲器をCさん宅のコヤツの寝床近くに設置させてもらうことになったのだが、Cさんが、「あの…早めに捕獲器に入っちゃうと夜、寒くないでしょうか」などと言ってくる。あのですね、それならCさんが自分で病院に連れて行きなさいよと言いたくなるのをこらえて丁寧にお返事しておいた。

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猫の不妊手術で難しいのは、コヤツが捕獲器に入る保証はどこにもないことである。だから金曜日に設置してもし失敗したら、日を空けて改めてまた別の日に設置せねばならない。あまりにも捕獲器の設置回数が多くなると今度は危険なものだというのをコヤツも学習してしまうので、なるべく速やかにことを済ませねばならない。

動物病院の方もいつも手術がOKな訳ではないから、予約を複数回に渡って入れておいて、捕獲できなければそこでキャンセルである。コヤツはまだワクチンを打っていないので動物病院に入院させることができないから、手術日以前には捕まえることができない。

自分のスケジュール、Cさんとのスケジュール調整、動物病院のスケジュールが全て合致しないと、そもそも捕獲器を設置することができないのである。

 

正直、こんなにきついとは思わなかった!!

 

でも、言い出しっぺは私自身なのでなんとかやらなければならない。

いやはやこんなに大変なものだとは思いもよらなかった。コヤツの入った捕獲器も重そうだなぁ。ハァ〜、今から気が重い。

 

 

コヤツのTNR作戦については、またブログを書くつもりです。

 

さくら猫活動については賛否両論あるのですが、あと数十年ほど経てばもう野良猫という存在そのものが消えるとも言われています。それは少し寂しいなとは思いつつも、糞尿被害などを起こさないためには、飼い主のいない猫は出来るだけ減った方が良いでしょう。

では、金曜日、がんばります。

 

 

 

おわり

 

 

鯖寿司のおべんとう

少し前に最近のお弁当についてエントリを書きました。

その中に『鯖寿司弁当』というのがあったのですが、レシピのリクエストがありましたので今日はそのエントリです。

 

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鯖寿司べんとうです。これは竹皮の包みに入れたもの。

 

実はこの鯖寿司は元々はTwitterにあったレシピを再現したものです。非常に美味しかったので、こちらでも載せてみたいと思います。

 

私はかなりこだわりが強い人なので、焼き鯖寿司は以下のことに気をつけて作りました。

 ・すし飯を作るときのご飯は昆布を入れて炊く

 ・かなり丁寧に骨を取る

あと、間に入れる紅ショウガはかなり多めでも良いかもしれません。うちは夫があまり紅ショウガが好きではないので控えめにしてしまったら存在感が全くありませんでした。あと、鯖はフライパンで焼いてしまってるけど全然大丈夫でした。

 

で、これを適当に切って、お弁当箱に詰めて終わり。

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なんかすっごいぴったり収まったのでちょっと感動した。

初めて作ったけど、めちゃくちゃうまい!!

見た目よりも相当ボリューミーなので気をつけてください。

 

鯖の半身を2切買ってきて作りましたが、ご飯は2合くらい炊いて余った感じでしたね。

おそらく鯖の半身2切れで3人前から4人前くらいでしょうか。

美味しかったです。

 

 

おわり

おばちゃんの園

去年になるが、Aさんという知人のおばあちゃんについてブログを書いたことがあった。

nenesan0102.hatenablog.com

 今日のエントリでは、このAさんのその後について書いてみたいと思う。

結果からいうと、Aさんは以前のようにバリバリに回復したという訳ではないのだが、いつも笑顔でいるようになった。

ちょうど去年のこのエントリを書いた頃、公園にBさんという、60歳くらいのおばちゃんが頻繁に現れるようになった。Bさんはいつも片足を引きずって歩く。膝でも悪いのかなと思っていたら脳梗塞の後遺症だった。Bさんはあっけらかんとした朗らかな性格の人で、声も大きくいつもハキハキと話す。気が強くておしゃべりでパリッとした性格をしたおばちゃんだった。おとなしくて物静かなAさんとは対照的な性格だった。

AさんとBさんは顔を頻繁に合わせるうちになんとなく意気投合して、ほぼ毎日時間を示し合わせて公園で落ち合い、のんびりと日差しの下でなにくれともなく時を過ごすようになっていった。

 

鬱になった人はわかるかもしれないが、すごく落ち込んでいる時に、全く関係のないフラットな感覚を持つ人と話すと、不思議に救われる時がある。

Bさんは脳梗塞の後遺症を抱えてはいるが、小気味良いくらいのさっぱりとした性格だ。それがよかったのか、AさんはBさんと過ごすうちにどんどん笑顔が増えてきて、今ではほぼ毎日笑うようになっていった。会えば「ねねさん」と呼びかけてきてニコニコと笑顔でいる。(マスク姿だが)

Bさんの方は、Aさんが鬱病に悩み強い希死念慮に悩んでいたとかはさっぱり知らない。ただいつも通りに過ごしているだけである。

 

私はいつ頃だったか、いつかAさんから話を聞いたベンチに一人で座りながら、ふとこれってすごいことなんじゃないかと思った。

Bさんは独身のままで一人暮らし。脳梗塞のあとはほぼ毎日病院のリハビリに通いながら一人暮らしを続けている。リハビリ後に少し遠回りをして公園に立ち寄ることが日課になっている。

Aさんは去年は家事もできないほどに弱ってしまっていたが、Bさんに会いにくることで心の癒しを得て、気持ちをリフレッシュして帰っていく。

お互いが相手に会いにくることがそれぞれのリハビリになっていたのである。

 

二人はお昼頃に待ち合わせて公園で落ち会って、太陽の光を浴びながらのんびりと時を過ごし、「また明日ね」とお互いに言い、帰っていく。これがこの二人にとってほどよい距離感なのだろう。

願わくば出来るだけ長く、二人がのんびりとした時間を穏やかに過ごせるようにと思っている。

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 先日のことである。公園に、Mさんという少し若い女性が婚約者を連れて来ていた。

「ねねさん〜」と呼ばれて振り向くと、Mさんが遠くで手を振っていた。

このコロナ禍なので、Mさんのご両親の提案で婚約者の挨拶を公園ですることにしたという。

Mさんとは去年公園で知り合ったのだが、実は彼女には離婚歴があって、前の結婚がすごく辛いものであったであったのを私は聞いていた。おまけにこの彼氏とのお付き合いは馴れ初めあたりからずーっと相談に乗ってきた感じだった。

公園の片隅でご両親への挨拶を済ませたあと、Mさんは私にも婚約者を紹介してくれた。朴訥とした真面目そうな婚約者を紹介されてなんとも感慨深い気持ちになったりした。

Mさんどうかお幸せに。

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そんなこんなで公園は今日も人間模様が交差しているのでした。

 

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サムネイル用。最近買った猫の置物です。かわいい。

 

 

おわり

 

 

 

2020年冬期お弁当ブログ(写真多数)

今日、こんな記事がホッテントリに上がってました。

srdk.rakuten.jp

もともと私もお弁当が大好きな人なのですが、イヤ〜、お弁当って本当に良いですよねえ!

2年くらい前は夫が会社を休職した時期があったので、その頃はほとんどお弁当は作ってないんですが、そのあとまたお弁当を再開して、一番最後のお弁当ブログが2020年の夏くらいなんですね。

nenesan0102.hatenablog.com

この後、ほとんどお弁当についてブログ書いてないので、今日はよかったやつだけ載せてみようかなと。

私は去年くらいからわっぱ弁当箱にハマってしまったので、お弁当箱はあまり多く持ってないですし、夫の希望で電子レンジで温められる弁当箱を使っているので、上の記事でお弁当箱が数百個あるって話にびっくりしました。うちにあるのはせいぜい8個くらいです。

コロナ禍でも夫は普通に出社しているので、出来るだけ弁当を持たせてやったほうが安全だろうと思い、弁当はせっせと作っていました。

コロナ禍で一つだけ良いことがあって。コロナ以前は弁当を作る時にはマスクとかはしてなかったんですけど、コロナのことが話題になってから作り置きのおかずを作る時にかなり徹底的にマスクをして調理をするようにしたら、作り置きおかずのもちが全然ちがうんですよね。

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2020年8月のお弁当

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 8月11日 

甘辛チキン、くるくるチーズちくわ、豆苗の胡麻和え、シュウマイ

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8月21日

肉団子の甘酢あん、カニカマ卵、豆苗と人参のナムル、海老の細春巻き

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8月26日

紅鮭ときゅうりの混ぜ寿司、枝豆入りつくね、ひじきの煮物、ミニトマト、つぼ漬け

(見た目は地味ですが寿司はめっちゃうまい)

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8月31日

焼き鯖寿司、がんもとふきの煮物、鶏肉団子

Twitterで回ってきたレシピを元にして作った鯖寿司のお弁当。

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鯖寿司弁当は初めて作ったので勝手がわからず、とりあえず余った分も竹皮の弁当箱に入れてみたけど、こちらは私が食べたけどすごいボリュームだった。

鯖寿司弁当については一個それだけでエントリ書けるくらい面白いものがありました。機会があったらレシピと共にエントリ書きます。

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2020年9月のお弁当

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 9月7日

トンカツ、出汁巻卵、ししとう焼いたん、きんぴら、シュウマイ、ミニトマト

梅ごはん

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9月14日

牛丼

なぜか写真の撮り方がいつもとちがう。味は普通に美味しかったです。

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9月23日

揚げシュウマイ、カニカマ入り卵焼き、いんげん胡麻和え、たけのこと枝豆のおかかあえ、柴漬け

実はこのお弁当は、お弁当をひたすら女性が作っているというエッセイ漫画に登場するものを全く同じ構図で作ったもの。なんかそういうのに特化したブログとかありますが、やってみると思いのほか面白かった!

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この漫画のこの弁当なんですが、わっぱで作ってしまったので少し印象が違うけど、中身は一緒です。

 漫画はこれ。

つまみぐい弁当 (Next comics)

つまみぐい弁当 (Next comics)

 

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9月28日

鶏肉の雉焼き丼、きんぴらごぼうししとう

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9月30日

野菜の肉巻き、カニカマ卵焼き、きゅうりとさつまいものサラダ、高野豆腐の煮物、ミニトマト

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 2020年10月のお弁当

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 10月1日

チキンカツ、卵焼き、和風煮物、きゅうりのしらす和え、ミニトマト、つぼ漬け

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10月8日

梅しそロール照り焼き、卵焼き、ごぼうの煮物、豆苗と大根のツナ和え

卵焼きがでかすぎてバランス悪いなーと思って卵の量を変えることにした。

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10月14日

しいたけのはさみ揚げ、和風煮物、オクラ胡麻和え、ひじき煮

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10月22日

チキンチーズかつ、卵焼き、きんぴら、ブロッコリーミニトマト

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10月26日

焼き鮭、カニカマ卵焼き、煮物、ブロッコリーミニトマト

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10月29日

白身魚フライ、チーズ入り卵焼き、ポテトサラダ、ブロッコリーミニトマト、さつまいものレモン煮、梅じゃこご飯

片方は自分用弁当

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 10月31日

鶏唐揚げ、さつまいもレモン煮、きんぴら、ホウレンソウときのこの和え物、しば漬け

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2020年11月の弁当

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11月4日

野菜肉巻き、卵焼き、きんぴら、柚子大根、ミニトマト

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11月5日

ソースかつ、出汁巻卵、切干し大根煮、ホウレンソウとじゃこ和え、ミニトマト、漬物

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2020年12月のお弁当

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12月2日

鶏の唐揚げ、卵焼き、牛肉ごぼう煮、人参ラペ、ブロッコリーミニトマト

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12月3日

ソースかつ、卵焼き、人参ラペ、小松菜和え物、ブロッコリー、桜漬け

(このお弁当は色合いが綺麗で自分でも好きです)

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12月7日

鯖焼き、和風煮物、卵焼き、ホウレンソウ胡麻和え、桜漬け

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12月10日

焼き鮭、かまぼこ、卵焼き、和風煮物、鶏肉団子、いんげんのピーナッツ和え

幕内っぽい弁当を作りたかったのでなんちゃって幕内。

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12月14日

焼き鮭、卵焼き、煮物、ホウレンソウと枝豆の胡麻和え

なんかおもちゃっぽくて可愛かったのでこういう弁当は好き。

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12月15日

すごく珍しくサンドイッチのランチパック。ちょっとだけパンがヨレて惜しい!

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12月16日

ピーマン肉詰め、和風煮物、小松菜和え物

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12月22日

チキンの甘辛焼き、卵焼き、和風煮物、小松菜和え、漬物

この頃はまぁー似たような弁当ばかり作ってます。わっぱ弁当箱の空間把握ができたのか、詰めるのに慣れてきた。

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12月25日

白身魚フライ、卵焼き、きんぴら、ホウレンソウの胡麻和え、ブロッコリーミニトマト

やたらに詰め方がピシーッとなってしまった。

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2021年1月のお弁当

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1月8日

ソースかつ、ネギ入り卵焼き、和風煮物、ホウレンソウの白胡麻和え

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この頃、二段重ねのわっぱ弁当箱をゲット。早速練習がてら自分のお弁当を作ってみる。二段重ねの弁当箱はまた雰囲気が全然違う!

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1月12日

白身魚フライ、ネギ入り卵焼き、ホウレンソウ和え、切干し煮、ミニトマト、漬物

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1月25日

フライ二種、卵焼き、和風煮物、小松菜和え

夫の弁当として初めて二段重ねわっぱを使ってみた。一段よりもかなり量が多い。

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1月26日

えびカツフライ、小松菜和え、きんぴらごぼう、岩下の新ショウガ、白菜小松菜ロール。

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1月29日

オクラの豚肉ロール、イカのふわふわ揚げ、つみれの煮物、きんぴらごぼう、チーズ入りはんぺん、卵焼き、あさりごはん

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とりあえず一月末まで載せてみました。

 

 

おわり

 

 

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署名活動をしています。

このブログのタイトルにもありますが、私は大変な猫好きです。

そしてたまに、数年に一回くらいの割合で動物愛護活動をしています。

いま、『動物虐待動画および画像の規制と罰則を求める請願署名』というのが行われていまして、いま現在はその活動をしています。

 

(このセブンイレブンの数字は1週間ごとに更新されるのでご注意ください)

 

 数年前、税理士による凄惨な猫の虐待映像が出回り、その映像によって税理士は逮捕されて裁判をうけて執行猶予つきの有罪判決を受けたわけですが、いまだに虐待映像はあとをたちません。というのは、映像をネットで配信するだけではなんの罪にもならないのが現状だからです。

アメリカなどには、残酷な映像を規制する法律がすでに10年以上前に成立してあるのですが、日本ではまだ法的な規制がない状態です。

www.afpbb.com

  1月はじめ、私がネットでこの署名について呼びかけたらけっこう手を挙げてくれる人がいて、署名用紙を30人以上に送ったところです。お店をやっている友達が、「お店のインスタで呼びかけようか?」と申し出てくれたのですが、女性ひとりでやっているお店でそういうのをするのは危ないと伝えてやめてもらいました。

数年前、動物愛護法改正の署名活動が展開されたとき、動物虐待愛好家による、署名活動をする人の姿を写真に撮ってネットに勝手にアップする(そしてヤジる文をそえる)という嫌がらせ行為がありました。

動物虐待愛好家という人々は、動物が痛がったり苦しみ鳴きわめく姿で性的興奮を得るというクレイジーな人々で、抵抗できない小動物をあえて選んで惨殺するような人々ですから、やっぱり卑劣なんですよね。なんか人としての倫理観とかは全然通用しない。

正直、法的な規制があっても、絶対にどこかで動物虐待映像は流通するだろうし、そのような映像で興奮を得る人も必ず一定数は生まれてきます。それでもやはりきちんと法的な規制はあってほしいと私は思っています。そして動物虐待愛好家の人には開き直ってないで治療を受けてほしいと思う。

 

自分がもう少し神経が太かったら大々的に署名活動するんですけど、やっぱりそんなに神経が太い方ではないですから、もう知人たちにこぢんまりと宣伝するくらいで。このブログを読んでくださった人が少しでも署名してくれたら嬉しいです。

 

今回のこの署名活動に協力を申し出てくれた自分の知人が、「ネコ好きの人に頼んでみたけど意外と断られた」みたいにぼやいてたんですけど、署名って思い切り個人情報を書くものなのでやっぱり抵抗のある人も多いです。でも、人が関心があるというのが伝わると、やっぱり政治も動くんですよね。
前回の動物愛護法改正の時もかなりの数の署名が集まって、杉本彩さんとか有名人の活躍とかももちろんあったんですが、あれがもし全く活動がなかったら、おそらく厳罰化の方向に行ってないですよ。「今までと一緒で良いよね、ハイ終了〜」だったと思う。

だから草の根でも活動することには意味があると信じています。

動物のことじゃんと思う人もいるかもしれないんですが、この世界は連続体で、動物だけの問題じゃないというのを知ってほしい。 

 

 

おわり